春の園遊会が先頃ありましたね。女優の木村佳乃さんや聖ルカ病院の日野原重明さんなど各界の著名人が招待されました。園遊会では天皇が主だった人に声をかけられるわけですが、あれって一人一人きちんと相手の業績などを考えてことばかけするのって結構シンドそうです。天皇という仕事も端から見ているよりはずっと大変そうです。
昭和天皇も同じように声かけをされていましたが、相手が返事をしたときの受け答えは「あ、そう」って感じで、割と素っ気ない感じがしましたが、天皇なのでそれは全く構わないんでしょうね。天皇が、「ああ、そうでございましたか」なんていかにも変な感じですから。(笑)
日本語の縦社会的言葉遣いからすると、天皇は誰に対しても敬語を使う必要はない感じもします。けど昭和天皇は、相手に問いかけるときには、尊敬語は使いませんでしたが丁寧語をつかい、例えば「この間はいい演奏をしましたね。リュートは弦が多くて大変でしょう」みたいな感じでおっしゃってましたね。場合によっては丁寧語もなかったように記憶しています。
新聞の報道で気が付いたんですが、今上天皇は、先の園遊会で、日野原重明さんに「医療のためにずいぶん長く努められましたね」とおっしゃったそうです。昭和天皇だと「医療のためにずいぶん長く努めましたね」とか「・・・・努めたね」になっていたと思います。このあたりにも天皇自身が天皇と国民のありかたを模索されているということを垣間見ることができるように思います。このことはささいなことではありますけど、確実に時代が変わってきているんだなと思ったりします。
昭和天皇も同じように声かけをされていましたが、相手が返事をしたときの受け答えは「あ、そう」って感じで、割と素っ気ない感じがしましたが、天皇なのでそれは全く構わないんでしょうね。天皇が、「ああ、そうでございましたか」なんていかにも変な感じですから。(笑)
日本語の縦社会的言葉遣いからすると、天皇は誰に対しても敬語を使う必要はない感じもします。けど昭和天皇は、相手に問いかけるときには、尊敬語は使いませんでしたが丁寧語をつかい、例えば「この間はいい演奏をしましたね。リュートは弦が多くて大変でしょう」みたいな感じでおっしゃってましたね。場合によっては丁寧語もなかったように記憶しています。
新聞の報道で気が付いたんですが、今上天皇は、先の園遊会で、日野原重明さんに「医療のためにずいぶん長く努められましたね」とおっしゃったそうです。昭和天皇だと「医療のためにずいぶん長く努めましたね」とか「・・・・努めたね」になっていたと思います。このあたりにも天皇自身が天皇と国民のありかたを模索されているということを垣間見ることができるように思います。このことはささいなことではありますけど、確実に時代が変わってきているんだなと思ったりします。