ヘンデルの曲でブレという曲があります。と言っても実際には何曲かありますがその中でも作品1の5番ブレ(HWV363a,b)のことです。この曲はヴァイオリンの練習教材としても演奏される曲です。私も幼少の頃ヴァイオリンを習っていましてこの曲をよく弾いていました。
ブレは4拍子の曲で、四分音符ひとつがアウフタクトになっています。軽快なテンポで演奏される舞曲ですが、私が習ったのはとても遅いテンポで、アウフタクト無視の弾き方でした。私にはこの曲が4拍子であるとは感じることができず、もちろんアウフタクトというのも知らず、ずっと3拍子かなと思っていました。ただ、3拍子だとすると途中で変になってきて拍子が分からなくなってくるんですが、そこは小学校の低学年、まぁそれでもいいか、と言う感じで真剣に考えたことはありませんでした。ちゃんと楽譜は見て弾いていたんですけどね。(笑)
ずっとあと(20年くらい後)になってリュートの通奏低音でこの曲を弾くことがあったんですが、3拍子が頭のなかにこびりついているものですから、なかなか上手く弾けませんでした。ちなみに今でも昔覚えたことが出てこないように必死にならないとこの曲だけは弾けません。三つ子の魂百までとはよく言ったものです。まぁ、この曲を弾いていたのは7つ子くらいでしたが。(笑)
YouTubeで、Handel Boureeで検索してみましたら、驚いたことに私が昔弾いていた弾き方のものばかりでした。スズキメソッドにたぶん入っているみたいで、それのビデオクリップがわんさか出て来て、むしろちゃんとしたバロック音楽の弾き方のものは皆無でした。アウフタクト感も全くありません。こんなんでいいのでしょうかねぇ。でもとても懐かしかったです。またこっちに引きこまれそう・・・60年以上前から脈々と、70年代のバロック音楽復興ムーブメントなんか何処吹く風、ここには別の世界が広がっていました。
ブレは4拍子の曲で、四分音符ひとつがアウフタクトになっています。軽快なテンポで演奏される舞曲ですが、私が習ったのはとても遅いテンポで、アウフタクト無視の弾き方でした。私にはこの曲が4拍子であるとは感じることができず、もちろんアウフタクトというのも知らず、ずっと3拍子かなと思っていました。ただ、3拍子だとすると途中で変になってきて拍子が分からなくなってくるんですが、そこは小学校の低学年、まぁそれでもいいか、と言う感じで真剣に考えたことはありませんでした。ちゃんと楽譜は見て弾いていたんですけどね。(笑)
ずっとあと(20年くらい後)になってリュートの通奏低音でこの曲を弾くことがあったんですが、3拍子が頭のなかにこびりついているものですから、なかなか上手く弾けませんでした。ちなみに今でも昔覚えたことが出てこないように必死にならないとこの曲だけは弾けません。三つ子の魂百までとはよく言ったものです。まぁ、この曲を弾いていたのは7つ子くらいでしたが。(笑)
YouTubeで、Handel Boureeで検索してみましたら、驚いたことに私が昔弾いていた弾き方のものばかりでした。スズキメソッドにたぶん入っているみたいで、それのビデオクリップがわんさか出て来て、むしろちゃんとしたバロック音楽の弾き方のものは皆無でした。アウフタクト感も全くありません。こんなんでいいのでしょうかねぇ。でもとても懐かしかったです。またこっちに引きこまれそう・・・60年以上前から脈々と、70年代のバロック音楽復興ムーブメントなんか何処吹く風、ここには別の世界が広がっていました。