リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

パンデミック!?

2020年02月17日 17時21分40秒 | 日々のこと
今朝4月終わり頃に開催されるコンサートの主催者発信のメイルを見せてもらいました。それには、当該コンサートは現状を鑑みて延期(中止?)するとありました。新型コロナウィルスの影響によるリスクマネジメントとして早めに対応したとのことです。

このコンサートはアマチュアの方の発表会で、そこで客演を依頼されていました。2ヶ月先はいったいどうなっているのでしょうねぇ。もしそのころ中止しなければならないような状態になっていたとするならば、もう日本の社会は大混乱、経済も相当なダメージを受けているはずですから、逆説的ですが、あの時の中止の判断は正しかった、というふうになることだけは御免です。

実は私、そのコンサートより前にいくつかコンサートを抱えていまして、それらをどうしたものか、今まで考えたことはありませんでした。まぁ今のところ全て開催する予定ではいます。

台風接近で開催をどうするかというのは、今ではかなり精度の高い情報が得られるので、適切な判断が可能です。実際、一昨年度のバロック音楽の旅講座で、講座開始2時間前に当地方に暴風警報が出ましたが、私の判断で開催し無事終えることができました。警報発令から実際に当地方が暴風圏に入ったのは6時間後であり、気象情報から充分読み取れることでした。

今回の新型コロナウィルスの影響は2ヶ月どころか2週間先の状況ですら不確実です。今回の延期決定にはいくつかの要素が絡んでいたのかも知れません。自分のコンサートに関しては、慎重に様子を見て対応していきたいと思います。