リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ワクチン効果

2021年04月09日 14時07分07秒 | 日々のこと
イギリスでは全人口の約46%の人が接種を終えたそうです。一日の感染者が多いときは7万人近くに上ったのが(1月8日)、4月7日には3000人を割り込んでいます。同日の日本における感染者数は3400人台ですからもう総人数としては日本より少なくなってきているわけです。

だたイギリスの人口は約6700万ですので、日本の半分強。比率でいけば第4波到来と言われている日本よりまだ感染者は多いです。でもイギリスは下降局面、日本は上昇局面なので、遠からず逆転するものと思われます。

イギリスではユーロ圏の国よりワクチンの供給が潤沢でかつ一般の人も一定の資格を与えて接種できるようにするなど、ハイピッチでワクチン接種を進めたのが功を奏しています。ブレグジットがなかったら、自国分のワクチン供給は減っていたでしょうから、これもブレグジットの成果かも知れません。

日本は第4波到来とは言え、現時点では欧米諸国よりは感染者は少ないのですが、今急激な感染者数上昇局面にあります。これでワクチン接種がイギリス並みに行われていたら、今はもうGO TO TRAVEL可能なところまで感染者数が下がっていたかも知れません。歯科医師に接種させるのをいまだに迷っているくらいですから、モタモタ感が否めません。

アメリカで医療の仕事に従事している娘の話では、最近は感染患者があまり来ないそうです。アメリカもピーク時の三分の一くらいに減っていますので、カリフォルニアの田舎の病院では激減という感じなのでしょう。アメリカ全土ではまだ7万人余りの感染者が出ているとは言うものの、ワクチン接種は急ピッチで進んでいるといいますからもっと減少していくでしょう。

やはりワクチンの効果は絶大なんでしょうね。