リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

パデュー大学

2021年06月13日 16時51分59秒 | 日々のこと
昨日のニュースでアメリカ・インディアナ州ウェスト・ラファイエットにあるパデュー大学の根岸栄一特別教授がお亡くなりになったことが報じられていました。実はこの大学で15年前に小さなレクチャーコンサートを開いたことがありました。

娘がその頃この大学で勉強していて、その関係でコンサート開催に至ったのですが、プレゼンを用意してバロックリュートの歴史を説明しながら演奏して行きました。シメの曲は確かヴァイスのソナタ第42番イ短調でした。

この大学は州立でなかなか歴史があるらしいです。



この大学の話をホピーにしたら、大学が立地しているラファイエットという地名は何でもフランスの将軍にちなんだ名前だそうで、彼はアメリカ独立戦争の際にアメリカ軍を指揮、ここだけでなくアメリカには何か所か同将軍の名を冠した地名があるとのことでした。さすがよくご存じ。

コンサートをしたのは3月の始めでしたが、とても寒かったのを覚えています。大学構内は冬の寒さ対策で、近くの学生寮へは地下道を通っていけるようになっていました。寮に入っている学生は外に全く出ないで済みます。


こんなところを通って地下通路に入っていきます。

パデュー大学は航空宇宙の分野で有名で、立派な空港も併設されています。人類で初めて月面着陸に成功したアームストロング船長宇宙飛行士もここの出身者です。ちなみに娘婿もここの出身です。

この時購入してきたマグカップは今も使っています。(笑)