リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

アメリカに荷物を送るときに感じたDX化進捗状況雑感

2021年06月07日 15時50分00秒 | 日々のこと
今朝ロサンゼルス近郊に住む私の孫たちに、色鉛筆、ハサミ、折り紙、糊などを郵便局から送ってきました。向こうで売ってないものもあるし、そもそも田舎に住んでいてあまり店もないのでときどきこちらから送っています。

小包には送り状を貼るのですが、以前の手書きから最近はHPから印刷したものを糊がついた袋(パウチ)に入れてそれを小包に貼るように変わっています。アメリカ向けはもう手書きはNGになっています。

手順は:

まず予め日本郵便のHPでユーザー登録をしておきます。そして宛先も登録してます。送り状を作る時はログインして宛先を選び、どういう方法で送るかを指定し、あとは小包(今回は小型小包です)の中身について記載して、送り状印刷するだけです。2分もあればできます。日本郵便のHPはとても機能的に出来ていてわかりやすいのでマルです。

パウチはあらかじめHPから申し込んでおくと無料で何十枚も送ってもらえます。郵便局に行くときは、パウチにはまだ送り状を入れないで窓口に出します。担当の方が少し必要事項を書き込んでから送り状をパウチに入れて小包に貼ります。担当の方から内容物について質問がときどきあります。今回は、

「scissorsって何ですか?」
「あ、これハサミですよ」

scissorsってちょっと変な綴りです。英語はこういうのがあるので困ります。私も入力するときsが1つだったか2つだったか、それとも z だったか自信がなかったので一応辞書で確認しました。sizersにしときゃいいのですが、scis- に切るという意味があるらしく、scission 「切断」という語もあります。それにsizersだと i を[ai]と発音してしまって size の関連語と思われるので、やっぱりscissorsでいいんじゃない?ということでしょう。

それはさておき、あとは支払いは電子マネー支払い(今回はApple Pay からiDです)でピッでお終い。

ただ日本郵便のシステムはすでにデジタル化が進んでいますが、担当する方の手際が少し悪いのが玉に瑕でした。40数年前にリュート楽譜のマイクロフィルム代送金で何度も桑名郵便局を利用させていただいていましたが、むしろその頃の方が手際が良かったです。もっとも私が局に顔を見せると「お、またアイツがきやがったな。お前頼むで」と言う感じで上司からさっと「専任」の方にバトンタッチしていたのかも知れません。でもまぁそのうち良くなっていくでしょう。