三菱eKスペース

軽自動車にはスーパーハイトワゴンというジャンルというかクラスがあって人気です。小さな子供が中で立ったまま着替えができるとか大きな自転車が縦に積めるというのが売りのようです。まぁ確かにそれは便利でしょうけど、横より縦の方が長いのは見ていてもいかにも不安定、交差点を曲がるときも後ろから見ていると低速でも結構傾くので大丈夫なんかいな、なんて思ったりします。事実私の知り合いで、車が角を曲がるとき傾きすぎて車酔いすると奥様にいわれたのでマツダのCX-3に買い替えたという方もいらっしゃいます。

そんなスーパーハイトワゴンのひとつ、三菱eKスペースが最近生産、出荷、販売を停止しているそうです。OEMで出している日産ルークスも同様のようです。三菱eKスペースは豆腐みたいなデザインになりがちなのを制限のある中で上手に処理したなかなかいいデザインだと個人的には思います。もし一台この手の車を買うとしたら、三菱eKスペースかな？試乗はしたことがないですけど。

この生産、出荷、販売停止の理由については明らかにされておらず、「確認事項があって止めている」とだけ発表されています。どういったことの確認事項か気になりますねぇ。現時点では言えないということでしょうが、隠すということはたぶんそれはかなりヤバいことなのかもしれません。ホントは生産、出荷、販売の停止もだんまりを決め込みたかったのかも。

三菱は以前軽自動車の燃費不正で問題になったことがありますが、今回の件で確認後「ええ、なんでもありませんでしたから、気にしないでください」はないと思いますので、何らかの説明が必要でしょう。今後どう推移するのでしょうか。しばらく目が離せません。