リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

三菱・日産の軽自動車

2021年12月10日 11時42分36秒 | 日々のこと
昨日のエントリーで話題にしました三菱のeKスペース、eKクロス、日産のルークスの続報が新聞に出ていました。「確認事項」というのはシートベルトやエアバッグの衝突試験が基準を満たしていないということでありました。

両社は安全性に問題はないとは言っているようですが、以前別の自動車会社や鉄道車両製造会社で同様の問題が発覚した時やはり同じようなことをメーカーは言っていました。

リコール対象となった場合対象車両は19万台弱とされていますが、ホンダN-BOXは今年上半期だけで9万台販売していることと比べると少々さみしい数字ではあります。特に三菱ブランドとしては3万台ちょっとしかなく販売力が低下しているようです。

部品や設計に問題があったときは粛々とリコールをすればいいのでしょうけど、この件のように検査体制に問題があった場合はいろいろややこしい問題が起きてきそうです。検査の数値をごまかしたのか、検査機器に異常があったのかを調査中らしいですが、どっちにころんでも大変です。

数値をごまかしたというのならメーカーの体制が問われ他車種にも疑惑が出来るのは必至、さらに部品製造メーカーにも影響が及ぶ可能性も出てきます。検査機器が異常という場合も、やはり他車種はどうなのかと問われると思います。ただでさえコロナ禍で半導体などの部品不足により生産力が落ちている中、このような問題が起こってはメーカーの存続に関わる事態になってくるかもしれません。