最近の子供の名前で「宇宙」と書いて「たかひろ」と読むものがあります。ラキラネームっぽいですが、実はそうでもなさそうです。漢和辞典で調べてみますと「宇」という字には「天」「無限の空間」という意味があります。「宙」には「無限の時間」とあります。宇宙は無限の高みであり、時空の広がりという意味になるので、「たかひろ」と読むのは字の意味にそっています。そういえば桑名市の市長の伊藤徳宇氏、名前は徳宇と書いて「なるたか」と読みますが、同じ訓ですね。ちなみに「徳」は天皇陛下のお名前「徳仁(なるひと)」と同じ訓ですね。市長さんのお名前、なかなかすごいんですね。
先頃某実業家が宇宙へ行き、先頃地球に帰還致しました、と報道されていました。私が子供の頃は宇宙というと地球を出たはるか遠いところという漠然としたイメージがありましたが、最近と言ってもここ30年くらいでしょうか、ちょっと意味が変わってきたような感じがします。
子供の頃の宇宙旅行と言えば、ロケットに乗って金星の近くまで行って帰ってくるとか第九惑星の冥王星探検をするという感じでした。まだ人間が月に到達する以前の話でしたから牧歌的なものです。だんだんいろんなことが分かってくるにつれて宇宙も縮小してきました。冥王星も準惑星に格下げされてしまいましたし。
件の宇宙旅行、地球から400kmくらいをぐるぐる回って地上に戻ってきたことを称して「宇宙旅行から戻り地球に帰還」なんてマスコミは煽っていますが、子供の頃の夢みたいな話にどっぷりひたっていた身からすると「はじめから地球にいるじゃん」と言いたいですね。もっともこれでも技術的には(もちろん経費的にも)大変なことなんでしょうけど。英語だと宇宙は space でもう少し軽い感じのことばですが、これを使って「スペースツアーから戻り地上に降り立った」くらいでいいような感じがします。
先頃某実業家が宇宙へ行き、先頃地球に帰還致しました、と報道されていました。私が子供の頃は宇宙というと地球を出たはるか遠いところという漠然としたイメージがありましたが、最近と言ってもここ30年くらいでしょうか、ちょっと意味が変わってきたような感じがします。
子供の頃の宇宙旅行と言えば、ロケットに乗って金星の近くまで行って帰ってくるとか第九惑星の冥王星探検をするという感じでした。まだ人間が月に到達する以前の話でしたから牧歌的なものです。だんだんいろんなことが分かってくるにつれて宇宙も縮小してきました。冥王星も準惑星に格下げされてしまいましたし。
件の宇宙旅行、地球から400kmくらいをぐるぐる回って地上に戻ってきたことを称して「宇宙旅行から戻り地球に帰還」なんてマスコミは煽っていますが、子供の頃の夢みたいな話にどっぷりひたっていた身からすると「はじめから地球にいるじゃん」と言いたいですね。もっともこれでも技術的には(もちろん経費的にも)大変なことなんでしょうけど。英語だと宇宙は space でもう少し軽い感じのことばですが、これを使って「スペースツアーから戻り地上に降り立った」くらいでいいような感じがします。