お昼に立ち寄った某食堂で読んだ新聞に、名古屋名物納屋橋饅頭が製造中止になるという記事が出ていました。製造中止というのは一時的なものなのか、それともブランドがなくなるということでしょうか。
納屋橋饅頭は酒蒸し饅頭ですが、名古屋で納屋橋饅頭を名乗るのは3店あるようで、新聞に出ていたのは納屋橋饅頭万松庵です。他の2店(本店、平田町店)はすでに休業、営業取りやめをしています。
この3店のうち一番古いのは本店で、1886年開業です。他2店は暖簾分けした分店です。WIKIで調べて見ますと、桑名出身の三輪伊三郎という人が納屋橋のそばに伊勢屋という店を開業して饅頭を売り始めたそうです。そしてその後屋号を納屋橋饅頭に変えて今に至っています。納屋橋饅頭の本家(本店)はすでに2016年に休業していますので、万松庵が廃業したら納屋橋饅頭が消滅してしまうことになります。なんとか再開をしてもらいたいところです。
しかしこの納屋橋饅頭、実は桑名の老舗とらや饅頭で働いていた職人さんが関わっているということをとらや饅頭の大将から伺ったことがあります。とらや饅頭は宝永元年(1704)創業で、今も酒蒸し饅頭をメインに製造販売しています。WIKIに出ていた三輪伊三郎さんがとらや饅頭の職人さんその人なのか、とらや饅頭で働いていた職人さんを三輪さんが連れていって立ち上げたのかは分かりませんが、とらや饅頭と同じような饅頭を名古屋で製造販売をし始めたわけです。
屋号を引き継いでいないので、正式な形の暖簾分けだったのかどうかは知りませんが、納屋橋饅頭が桑名のとらや饅頭のDNAを引き継いでいることは間違いありません。とらや饅頭は朝製造したものでも夜になると皮が少し固くなり始めるくらい「旬の期間」が短いですが(翌日以降は蒸かすかチンすればいただけます)、万松庵の納屋橋饅頭は日持ちするように表皮は薄いスポンジ状のものになっています。そのかわり残念ながらオリジナル製法の物と比べると風味は落ちます。
もし納屋橋饅頭が消滅しても一番の大元の桑名とらや饅頭は健在です。納屋橋饅頭の元祖の味がします。
納屋橋饅頭は酒蒸し饅頭ですが、名古屋で納屋橋饅頭を名乗るのは3店あるようで、新聞に出ていたのは納屋橋饅頭万松庵です。他の2店(本店、平田町店)はすでに休業、営業取りやめをしています。
この3店のうち一番古いのは本店で、1886年開業です。他2店は暖簾分けした分店です。WIKIで調べて見ますと、桑名出身の三輪伊三郎という人が納屋橋のそばに伊勢屋という店を開業して饅頭を売り始めたそうです。そしてその後屋号を納屋橋饅頭に変えて今に至っています。納屋橋饅頭の本家(本店)はすでに2016年に休業していますので、万松庵が廃業したら納屋橋饅頭が消滅してしまうことになります。なんとか再開をしてもらいたいところです。
しかしこの納屋橋饅頭、実は桑名の老舗とらや饅頭で働いていた職人さんが関わっているということをとらや饅頭の大将から伺ったことがあります。とらや饅頭は宝永元年(1704)創業で、今も酒蒸し饅頭をメインに製造販売しています。WIKIに出ていた三輪伊三郎さんがとらや饅頭の職人さんその人なのか、とらや饅頭で働いていた職人さんを三輪さんが連れていって立ち上げたのかは分かりませんが、とらや饅頭と同じような饅頭を名古屋で製造販売をし始めたわけです。
屋号を引き継いでいないので、正式な形の暖簾分けだったのかどうかは知りませんが、納屋橋饅頭が桑名のとらや饅頭のDNAを引き継いでいることは間違いありません。とらや饅頭は朝製造したものでも夜になると皮が少し固くなり始めるくらい「旬の期間」が短いですが(翌日以降は蒸かすかチンすればいただけます)、万松庵の納屋橋饅頭は日持ちするように表皮は薄いスポンジ状のものになっています。そのかわり残念ながらオリジナル製法の物と比べると風味は落ちます。
もし納屋橋饅頭が消滅しても一番の大元の桑名とらや饅頭は健在です。納屋橋饅頭の元祖の味がします。