前回までの練習で上手く押弦できないところとか和音が上手くつながらないときがあるかも知れません。これは左手の技術が不足しているということです。
通奏低音で和音を弾くときは、ソロよりは沢山音を出すことが多いです。ソロの難しい部類の曲よりは難しくないでしょうが、音をしっかりと出し、スムーズにつなげることができる技術が要求されます。チェンバロで弾くように多くの和音を出す必要はありませんが、必要な最小限の音を効果的に弾くというのがリュートで通奏低音をするときに求められることです。
前回のポイント3では左手がきちんと押さえられていることが前提でした。開放弦ばかりのニ短調の主和音はさておき、左手の押弦がしっかりしていないとそもそもきれいに音が出ません。
左手の技術習得はなかなか時間のかかることです。ソロ曲を段階的に練習し、きちんと仕上げていくことが肝要です。いきなりヴァイスの曲、例えばファンタジーなんかをよたりながら切れ切れの音で弾いていても全く左手の技術は身につきません。自分の手にあった曲から始め地道に積み上げていくことが結局は近道です。またこれと平行してフォームを矯正しながら音階練習を続けるのも大切です。
{ポイント4}
左手の技術をしっかりと身につけましょう。その際自分が出している音をよく聴くことです。
通奏低音で和音を弾くときは、ソロよりは沢山音を出すことが多いです。ソロの難しい部類の曲よりは難しくないでしょうが、音をしっかりと出し、スムーズにつなげることができる技術が要求されます。チェンバロで弾くように多くの和音を出す必要はありませんが、必要な最小限の音を効果的に弾くというのがリュートで通奏低音をするときに求められることです。
前回のポイント3では左手がきちんと押さえられていることが前提でした。開放弦ばかりのニ短調の主和音はさておき、左手の押弦がしっかりしていないとそもそもきれいに音が出ません。
左手の技術習得はなかなか時間のかかることです。ソロ曲を段階的に練習し、きちんと仕上げていくことが肝要です。いきなりヴァイスの曲、例えばファンタジーなんかをよたりながら切れ切れの音で弾いていても全く左手の技術は身につきません。自分の手にあった曲から始め地道に積み上げていくことが結局は近道です。またこれと平行してフォームを矯正しながら音階練習を続けるのも大切です。
{ポイント4}
左手の技術をしっかりと身につけましょう。その際自分が出している音をよく聴くことです。