リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

昭和の報告書

2022年02月15日 10時02分06秒 | 日々のこと
バロック音楽の旅14の事業終了報告書を提出しました。これで本年度のバロック音楽の旅は全て終わりました。会計報告の計算はエクセルで処理するのですが、紙に書いて出す式のはなんとかならんですかねぇ、このデジタル時代に。

記入するための書類は5月の認定時に頂いているのですが、そのうちの何枚かは自分でワードで作り直しました。提出するのは、終了報告書、実績報告書、収支決算所、講座開催写真、受講者出欠表、支払金(市からの補助金)口座振替依頼書、講師謝礼支出調書です。これらのうち、最後ふたつを除いたものをワードで作ったり、エクセルで作成しプリントアウトできるようにしました。これを最初からワードの書式で用意してほしいところです。

いちいち面倒なのはおわりふたつの書類、まぁ書くのは大したことはないので、そんなに面倒くさがるなと叱られそうですが、手書きで、はんこを押して口座名義人のカタカナはひとマスずつ書き、濁点はひとマス使い、姓と名の間はひとマス空けて書くという、40年以上前の昭和時代のやり方です。こういうのを変えてほしいんですよね。

そして提出自体もいちいち紙に印刷して持参(または郵送)ではなくPDFで受け取ってほしいです。ファックスではないですよ!この程度のことなら今のシステムでも十分に可能です。要するにデジタル化する気がないんですね。

まぁ向こうにも言い分があるのでしょう。いきなりデジタルオンリーにしてしまうと、提出する側の体制が整っていないかも知れないので、とりあえず旧来の方法で提出してもらうのだ、と言うような。でも低い方に合わせていてはいつまでもデジタル化が促進されません。何も何億も予算をつけて推進するだけがデジタル化ではありません。もっとみなさん勉強して意識改革をしてやれるところからやって行きましょう。