リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

90年代の作品(26)

2022年02月08日 10時43分58秒 | 音楽系
前回のつづきで「無伴奏モノフォニック・シンセサイザのための組曲より」よりメヌエットです。かつて当ブログで公開したことがあるような記憶がありますが、そのときはノイズがいっぱい入っている録音だったので、きれいな録音のものをお聴き下さい。

この曲も第1曲目のファンタジアと同様にアーチリュート用にバスをつけて編曲したものがあります。もともとがリュートを前提として作っていないので、なかなかムズい曲になってしまいました。

Menuet

曲はヴァイスがときどきやる異名同音を使っての転調やバッハ風のフレーズを使ってそれらしく見せかけています。