スイス・チューリヒのエリコン地区で保育園児が襲われるという事件があったそうです。スイスと言えば多分もっとも治安がよく安全な国のひとつだと思いますが、そこでもついにこういう事件がおこるようになったのでしょうか。
エイコン地区は確か空港に近いところで、エリコンという名の駅もあったと記憶しています。旧日本軍がエリコン社の航空機関砲をライセンスしたものを使っていましたが、その会社があったところでしょうか。
ヨーロッパの大都市では夜になるとちょっと危ない感じがする地区があるのが普通のようですが、ことスイスに至ってはそういった地域はないと言えるくらい昼はもちろん夜でも安全なイメージがありました。
留学していたとき夜遅くバスでバーゼルに帰って来たことがありましたが、ひとりでとぼとぼ下宿まで歩いた道筋は安全そのものでした。バーゼルの街はそんなに大きくはないとはいうものの田舎ではありません。夜でも車が通っていますし、人も歩いています。日本の桑名市は世界的にみたら相当安全な場所だと思いますが、それでも夜遅く桑名駅から自宅まであるいたら、ヤンキーのお兄さんがバイクや車で走り去るのを目にするのはそう珍しくありません。
チューリヒの旧市街も夜間出歩いたことがありましたが、ここがスイス第1の都市ということが信じられないくらいゆったりと時間が流れ危ない感じの人はほぼ皆無、これがヨーロッパの他国でしたらそうは行きません。
それが白昼に襲撃事件が起こるとは、スイスも変わったものです。ひょっとしたらすでに他にもあったのを私が知らなかっただけなのか。スイスでも移民が増えてきたのでヨーロッパ諸国と同じような問題がすでに一杯起こっていたのか。詳しいことはわかりませんが、件の事件の背景を知りたいものです。