リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

AppleとNVIDIA

2024年10月15日 13時53分52秒 | 日々のこと

もうはっきりとは憶えていませんが、私がコンピュータの自作を始めたのは1990年代の中頃だったでしょうか。もう少しあとだったかも知れません。当時すでにアップルコンピュータは存在していましたし、NVIDIAのGeForceというグラボもありました。アップルは、1980年頃私が初めてPC8001というコンピュータを購入してBASIC言語と苦闘していた頃にすでに存在していました。高値の花で憧れのコンピュータでしたが・・・

20世紀末頃まではAppleもNVIDIAもお好きな人しか知らないブランドで趣味の領域の品でした。ところがApple がiMacを出した頃から急激に大きくなり、iPhoneを発売してからは更に急成長をし始めました。

バブルの頃から少し株式投資を始めていた私はそのころのAppleの急成長を見てここが株の買い時だとは思ってみたことはみましたが、どうせ急激にダウンしていくに違いないと「常識的」に考えて買うことはありませんでした。

ところがその後のAppleの成長たるやすごいものがあります。今や世の中の動きに大きな影響を与える巨大テック企業の一角をなす大会社です。20数年前に誰が想像したでしょう。2000年代の初め頃にApple株を仕込んでおいたら今頃は「億り人」です。あっという間に富裕層の仲間入りをしていたことでしょう。(昔はこういう人を成金といって少し蔑んで見ていたような気がしますが)まぁあとからなら何とでも言えますが。

NVIDIAにしてもあのグラボの会社が!?という感じが今でもしています。1年前の株価は今の1/3以下です。この事を予見して株を買っていた人は大もうけですね。でも私はそういう方面の才能が全くありませんので、そういう予見もなければ、たとえ予見していても踏ん切ることはできません。

私が仮に早い段階でAppleやNVIDIAの株を買っていてもそこそこ値上がりした時点で小躍りして多分売ってしまっていたことでしょう。才能のない人間がやることはせいぜいこんなもんです。やはり投資はここぞというところでしっかり決断し長期間じっとしていることが肝要ですね。さて今後Apple、NVIDIAを始めとするテック企業はどう成長していくのでしょうか。今がピークなのかまだまだこれからなのか、それが問題です。