昨日のNHKで「竹内まりや Music&Life ~人生の扉~」という番組をやっていました。番組はアイドル時代から現在にいたるライブ映像で始まり、ふるさと出雲でのインタビューに続きました。
出雲大社にお参りする様子がとても印象的で、彼女の人生の中で出雲の大社が通奏低音のような役割を果たしているような感じを受けました。
AFS交換留学の話も出て来ました。AFSでアメリカに行くことを報じた新聞記事も紹介されました。いつぞやの竹内まりやに関するエントリーでも書きましたが、当時AFS交換留学生になるのは大変なことで相当優秀でないと行けません。私の高校時代の同級生もAFS交換留学生をめざしていましたが、全く歯が立ちませんでした。もっともヤツのレベルでは受かるわけないとは思っていましたが。(笑)
番組を通して少し残念だったのは、山下達郎が果たした役割の大きさにはほとんど触れられていなかったことです。そのことを知らない人は、いくつか出ていたライブ映像で、少し下向き加減でギターを弾いている人がいつもいるなくらいにしか思わなかったかも知れません。
有名なエピソードですが、竹内が作ったプラスティック・ラブのデモテープを聴いて山下がそのできばえに驚き、アイドル歌手からアーチストへの道を開いたことはよく知られていると思います。山下はその後のアルバムのアレンジ、プロデュース、場合によってはバックコーラスを担当しています。