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秋の夜長・・・読書の季節

2008年10月28日 | 読書
どこの地方新聞もそうなのだろうか、わが地元紙も地域密着型である。県内のイベントの記事が目白押しである。文字離れ時代の象徴のように、大きな文字とカラーの写真や広告がいっぱいだ。

 文字の大きいのに、最近は行間も大きくなっている、確かに読みやすくはなっただろうが、読み応えがないのはゆがめない。これって実質的な値上げかな。

 何かの折20年前の新聞に出くわすと、その違いに驚く。もっとも昔は枚数が少なかったか。

 毎朝、出勤前新聞を読む時間は私にとって至福の時である。誰にも邪魔されたくない時間である。
 かなり昔、家事を終えやっと本を読み始めると、隣の奥様が「暇そうね」と上がりこむのが悲しいという投書を読んだことがある。本を読む習慣のない人は暇だから本を読むという解釈しかできないと嘆いていたが、私はとってもよくその悩みが理解できた。

 集中力が減少している今、質問に答えながら、世界の経済動向の論説を理解しがたく2度も読み直す始末だ。

 それでも地元紙のいいところは、暗い記事が少ないということだ。でも長野県人の知識と教養が落ちてきたとしたら、この新聞のせいではなかろうかとかんぐってしまう。たぶん95%の家庭で読まれているだろうから。

 秋の夜長・・・読書の季節である。
  依田 美恵子

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