たかが挨拶されど挨拶。

2010年09月23日 | 日々のこと
 プルーン畑に行って気が付いた。隣接する道路沿いの畑、手が回らないから草畑にしてあるけれど、工事用の車両が4台ほど止まっていた。

 父に「何か聞いています?」と聞いてみた。「いゃあ母ちゃんが聞いていると思っていたよ」と。

 確か道を挟んだお宅は、夏前にお引渡しが終わって、施工業者は「逃げちゃった」と噂で聞いていた。

 現在外溝工事と車庫の結構大掛かりな工事をしている。「今回はきっと直営じゃあないかなー」というのも噂であった。

 本体工事の時、隣接地の方に駐車場として借りたいと言ったらお金と言われたとか、それで我が家のを貸してくれって・・・専務の知人を通じてあった。正式なご挨拶もなんにもなし、その時は2週間という期限らしきことは聞いたわね。

 専務に「悪いけど、使うなら挨拶だけはして欲しいわ」と中に入った人に連絡をしてもらった。「奥様に挨拶に行くようにお話した」という連絡をうけた。

 その日から2日程は車は止まらなかった。きっと「止めないで」という指令がどこからかでたんだろうね。しかしまたずるずると止め始めた。

 その話を会社でした。私たちの仕事に無縁でないからである。仕事を始めさせていただく前には、近隣のご挨拶にはお伺いし、何かご不都合やご迷惑をおかけすることがあれば、と連絡先を書いた物をお渡しする。当然駐車場の確保をし、有料もあれば、お施主さんがご用意してくださるものもある。

 私は今回、よそ様の会社がどう対応するのかを知りたかったのである。

 私たちはあくまで施工業者であるから、工事が終わればご近所の皆様とは、とりあえずご縁は切れる。お客様はこれから住まわれるのである。だからお客様がご近所の皆様から「あの時・・・あんなことが」と内心思われるようなことのないように、最大の誠意を持ってのぞんでいるのである。

 人間だから、決して完全には出来ないけれど、それが基本中の基本だからである。

 顔を付き合わせる距離にいても、こんにちはのご挨拶もないのは本当に不愉快であることは確かである。

 誰が元請なのか、直営なのか、それもよく分からないけど、逃げちゃったというのもなんとなく気になるなー、お施主さんと業者は確かご兄弟だって聞いていたから・・・・。

 プルーン畑と車の間は直線で10メートルも離れていない。
 
 「もう借りていますよ」レベルのご挨拶で私の気持ち済むかしら・・・・父に対して筋の通らない話が辛いのよね。穏やかな父だからありがたいけど。

 プルーンの最盛期で、凄い豊作で父も私も疲れてきました。今日のブログもろくでもないグチみたいになっちゃったけど・・・・本当は社内でとっても勉強になりました。

 人の振り見て・・・・ですものね。

依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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