忘れないうちに。
パリに到着後、ロワシーに泊まり、翌日ロワール地方に向かう。
本来のこの時期のパリは涼しいというわけだった。東京の3月位の感覚だったのに、まさしく花と新緑の季節だった。
その美しいこと。
まっ平らとも思える大地を走る高速の沿道に植えられた木々の芽吹きの美しさ。ところどころに混じる花木は山桜だろうか。
小麦の緑と菜の花の黄色と茶色の大地、そしてところどころにある防風林も、緑の濃淡さまざまなのだ。
ただただ溜息。
シャルトル大聖堂のシャトルブルーのステンドグラスに感動。11世紀当時につくられたシャトルブルーが残っているのがここだけだとか。ひとつの窓がひとつの作品として数えると173枚あるという。
太陽にあたるとその美しさが際立つ。
2つの塔はひとつはロマネスク、もうひとつはゴシック様式である。
2つの様式の違いは天井の石組みにも現れている。石の重さを逃す技術ができたことにより、十字のクロスと言われる天井になっている。
壁の厚さもちがっている。
塔を表面でみる道路に「巡礼の道」の出発点のプレートがはめ込まれていた。
目の前をバケットを抱えた若い女性が通り過ぎて行った。
そして午後、ロワール渓谷を走って、世界遺産の古城めぐりである。
溪谷って何? 近所の小川程度のおだやかな水の流れの川沿いなのである。確かに川幅は広いけれど、ゆったりゆったりと流れている。
平らゆえに上流で大雨が降った時は洪水なんだろうね。
その道路を3時間ほど走る。
ただただ美しいとその芽吹きを見つめていた。
信州の芽吹きだって十分美しいけど、このゆったり時間がないだけかもしれないけど。
そして平野と山の違いもあるかも。
いろいろ言ってもなんだけど、フランスの芽吹きは最高だった!!
もうこの感動を忘れまいと真剣に思ったもの。
続きはまた。
お読みいただきありがとうございました。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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パリに到着後、ロワシーに泊まり、翌日ロワール地方に向かう。
本来のこの時期のパリは涼しいというわけだった。東京の3月位の感覚だったのに、まさしく花と新緑の季節だった。
その美しいこと。
まっ平らとも思える大地を走る高速の沿道に植えられた木々の芽吹きの美しさ。ところどころに混じる花木は山桜だろうか。
小麦の緑と菜の花の黄色と茶色の大地、そしてところどころにある防風林も、緑の濃淡さまざまなのだ。
ただただ溜息。
シャルトル大聖堂のシャトルブルーのステンドグラスに感動。11世紀当時につくられたシャトルブルーが残っているのがここだけだとか。ひとつの窓がひとつの作品として数えると173枚あるという。
太陽にあたるとその美しさが際立つ。
2つの塔はひとつはロマネスク、もうひとつはゴシック様式である。
2つの様式の違いは天井の石組みにも現れている。石の重さを逃す技術ができたことにより、十字のクロスと言われる天井になっている。
壁の厚さもちがっている。
塔を表面でみる道路に「巡礼の道」の出発点のプレートがはめ込まれていた。
目の前をバケットを抱えた若い女性が通り過ぎて行った。
そして午後、ロワール渓谷を走って、世界遺産の古城めぐりである。
溪谷って何? 近所の小川程度のおだやかな水の流れの川沿いなのである。確かに川幅は広いけれど、ゆったりゆったりと流れている。
平らゆえに上流で大雨が降った時は洪水なんだろうね。
その道路を3時間ほど走る。
ただただ美しいとその芽吹きを見つめていた。
信州の芽吹きだって十分美しいけど、このゆったり時間がないだけかもしれないけど。
そして平野と山の違いもあるかも。
いろいろ言ってもなんだけど、フランスの芽吹きは最高だった!!
もうこの感動を忘れまいと真剣に思ったもの。
続きはまた。
お読みいただきありがとうございました。
依田美恵子
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