フランス シャンポール城で二重らせん階段を見る

2018年05月06日 | 
フランス ロワール地方の古城めぐりです。

 正直ヨーロッパの王室の歴史や系図に疎いので、理解と吸収がいまいちの私です。

 15歳の頃の愛読書だったアンネの日記・・・・少なくとも10回は読んだでしょうか。その中でアンネがヨーロッパの王室の系図を勉強をしていたのが、印象的でした。

 私たちが徳川15代を暗記したり、父の世代は戦前でしたから、歴代の天皇の名前を覚えたというか、覚えさせられたと言っていましたが、やっぱりヨーロッパ人は、これがわからないとダメなんですね。

 シャンポール城です。まず敷地が広いのです。5500万㎡でパリ市街と同じ位だとか。良く手入れをされた林が道の両側につながっています。 部屋数440 階段数80以上 煙突の数365.狩りをする時のお城として建てられたのだとか。

 なんたってデカ過ぎです。1519年着工 完成は1685年頃

 「美女と野獣」の実写化のモデルとなったのがこのお城と言った方が想像しやすいかも。

 イヤホンガイドを借りましたよ。JPSを使っての画面で案内です。その機器を借りるカタにパスポートを預けます・・・・・う~んと、いつも思います。

 一番見たかったのは、レオナルド・ダ・ヴィンチによる二重の螺旋階段です。2本の階段がもつれあうようになっているのですが、一見わかりません。

 上り専用と下り専用になっています。日本にも東北地方にありますが、ここのは、2人で試してみなければ実感できませんでした。

 屋上のテラスから庭園を見下ろして、変なところに感心してしまいます。

 左右対称の庭園は昔、ヴェルサイユ宮殿でみたような記憶があるのですが、この国の文化なのでしょうね。

 きちんと線を引いたように植えられた木々です。そして翌日モンサンミッシェルの手前のお菓子屋さんの横に植えられていた、ポプラの畑でも、まっすぐ縦も横も揃えて植えられていました。

 結構たくさんの数でした。

 畑の防風林もキチッキチと植えられているのも文化なのだなと一人勝ってに想像していました。

 次のアンポワーズ城は反対の川岸の写真スポットからの見物です。その川岸には大きなレオナルド・ダ・ウィンチの青銅像がありました。美術の教科書で見たそのものの顔でした。

 その川岸にも十分な柵がありません。自分の身は自分で守れということなのでしょうね。もっとも大水が出れば川岸は変動ですから、それもあるかもしれません。

 芝生の中の白い花はクローバーかと思いましたら、小さな白い花でした。どこへ行っても咲いています。

 ホテルに入り、この夜の食事は自由です。

 スーパーで買い物をされる皆さんと別れて、駅の近くの繁華街に向かいます。

 真夏のような暑さで、できれば夏物の洋服を1枚買いたいと願っていたのですが、商店は5時でクローズです。

 あらあら1軒開いています。中に入って半袖を1枚持ってレジに向かいました。

 早口のフランス語でバババーと言います。キョトンとした私に「クローズ」の言葉、やっぱりね。

 どのレストランにするかはあまり迷わないこと、混んでいれば大丈夫。

 道路のテーブルで道行く人を眺めながら、フランス語のメニューに添えられた英語と写真を参考にしつつ、トライです。

 ムール貝のワイン蒸しと、魚介類のサラダ。ムール貝はボリュウムに大中小があったらしく、来たのは「大」だったようで、食べても食べても終わらないという幸せをワインと共に味わったのでした。

 それではまた。
                                         依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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