茗荷の甘酢漬けと着物の断捨離

2018年09月14日 | 料理
明日は小学校の運動会です。が天気は良くなさそう。

 3連休ですからいいんですが、お弁当づくりが気が揉めます。

 私の担当は「おにぎり」と「お稲荷さん」とデザート。

 お稲荷さんの中身は筍ご飯。春先に作って冷凍しておいた種を使います。どう言う訳か我が家の孫たちは、筍ご飯が大好きなのです。

 筍に椎茸・人参・油揚げを入れてあります。野菜が苦手な子に人参をたくさん食べさせたくてと、人参もたっぷりです。


 先日畑に出ていた折、茗荷の根元を丹念に漁って、茗荷を収穫しました。

 簡単甘酢漬けを作ります。

 酢2に対して砂糖1の割合に塩少々を、火にかけ砂糖を煮溶かします。砂糖が溶ければいいので、煮たたてません。それを冷蔵庫で冷ましておきます。

 沸騰した湯で、茗荷を1分程茹でて、ペーパーで水気を取った後、漬け汁に漬け込みます。

 水を使っていませんから、冷蔵庫で割と長く持ちます。

 2~3日過ぎれば食べ頃です。

 そのまま食べてもいいし、刻んでご飯にまぜてもおいしいし、すし飯に混ぜるのもОKです。

 たくさん採れた時にどうぞ。

 使い終わった漬け汁に茗荷を追加できます。味を見て酢と砂糖を足してみたりしてください。

 それにしても、9月も半ば。

 まったく月日の経つのが早いですね。

 この頃、母が自分の物を整理しているようで、もう使わないものを出してきます。

 紺地の浴衣2枚、昔の物はいい紺です。

 使わないなら、施設に持って行って「おしりふき」に使ってもらうと言います。

 それならば、ほどいてお洗濯してからにしましょうと、ほどきました。

 施設に勤める友人が、今は売っているおしりふきを使うけれど、木綿のものは肌に優しいと言います。

 考えてみたら、施設に差し上げる前に、心がけとして、やさしい木綿地はストックしておいた方がいいのだと気がつきました。

 
 お客様から、洋服の断捨離は済んだけれども、和服ができていないので、とご相談いただきました。

 どこか引き取ってくれるところを教えて欲しいとのこと。

 今買い取ってくれるところはあまりないはずです。

 ただなら引き取ってくれるところはありますが、お客様は長いことお稽古事をしていらっしゃって、たくさんのいい着物をお持ちです。

 まだ仕付けを取ってないものもあるのだと。

 私だって袖を通していないものが何枚もありますもの。

 数多く着用していれば、心の中で折り合いがつくかもしれませんが、買ったまんまというのは、それが高額の物であればあるほど、切ないものです。

 訪問着などは、着る時を選びますからね。

 私思ったのです・・・・処分をしないほうがいいと・・・・次ぎの世代に任せましょうと。

 想い出の絡むものの処分には時間が必要なのです。

 50枚持ち込んで、2000円だったという方の話も聞いています。本当にいい物なら委託販売もありでしょうが。

 これだけ着物を着る人が少なくなった今、需要はないでしょう。

 織の物なら、多少着てくださる方も有りそうですが。

 着物を1枚1枚誂えていくのは、女性にとって至福の時であったはずです。

 まあーそれも私たちの年代までかもしれません。

 私自身、自分の着物をほどき、鋏を入れるには、最初の頃は涙なくしてできませんでした。でも最近は慣れたというか、このままにしておくことが出来ないという思いからかもしれませんが、涙の量も減ってきました。

 でも今のところは使い道があるものだけです。

 皆様どうしていらっしゃいますか。

                                             依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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