先祖祭り

2018年09月24日 | 季節のこと
黄金色の田んぼに赤とんぼが舞っています。昨日と今日お日様が出ていい天気です。

 夏が行ったり来たりしているのか、秋が行ったり来たりしているのか、着るものに迷います。

 お彼岸の中日に毎年一族の先祖祭りを行っています。今年はお当番です。

 お堂の掃除を朝みなさんで行い、午後2時から菩提寺の住職さんにお願いして夫婦で参加です。

 お経の間、私が嫁に来て出会ったすべての方を思い出します。

 45年間の間に、多くの方を送りました。

 つい最近まで、葬儀は一族が取り仕切り、2日間のお手伝いもあったのでした。

 今人の送り方も変わりました。

 この先祖祭りも平成22年までは、男性は2時、女性は7時と二部制でした。

 この年大きくやり方を変えました、というより変えざるを得なかったのです。

 家族の在り方が様々になってきて、家に必ず次の世代がいるとは限らなくなったからでもあります。

 お当番の夫が、挨拶の中で、先祖祭りの記録が明治38年から残っていることを紹介しました。

 知っている人もいますが、その記録を知らない方もいるので、厚い和紙綴じを回しました。

 記録というものは大したものです。こうして長い年月を通すと、生きた歴史が見えます。

 堂の壁に昭和60年に堂を新築したお祝いの集合写真が買させられています。今から33年前です。

 写っている皆さんの中で、本日の先祖祭りにこられている方は、ご住職と庄屋のお二人だけでした。

 ちょうど世代が一世代変わった感がありました。

 みんなで若かり日の顔を見つつ懐かしんだのでした。長生きの時代ですから、ここに来られなくとも元気な方も大勢おられるのです。

 この次のお当番の時は息子に出てもらおうね・・・・なんて夫と話したのでした。

 お経の始まる寸前、嫁ちゃんから「優勝しました」と電話が入りました。小6がレスリングの愛知での大会て優勝したのでした。

 細かい話は聞いていられませんでした。

 お読みいただきありがとうございました。
                                 依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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