寝ていれば、すべてがうまくスルーしていってしまうわけでもなく、雑事が頭をよぎるようになりました。
私が、ベットから立ち上がれなくなった日。
私の枕元に立ったCちゃんが「ペットボトルから飲めるストローがいるわね」と。
その足で買って来てくれました。
かってなら「吸い飲み」か・・・・・しばらく前に処分しました。
このストローにどれだけ助けられたか。
「あなたをヤングケアラー」にしてしまったわね、と私。
「う~ん、今まで予備軍だったから」と冗談にして返してきたCちゃん。
このところヤングケアラーがマスコミでも取り上げられています。
高校生で何人に1人とか、小中学生でもいるとかを聞きながら、どうなんだろうと思っていました。
Cちゃんが小学生の時、保護者の読み聞かせのボランティアをしたことがありました。
1クラス35人位。
話の内容から、児童に、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らしている人はと手を挙げてもらいました。
1人いたのか2人いたのか程度。祖父母・曽祖父母と暮らしている子はCちゃんだけでした。
こんな田舎てあってでもでしたから、私も驚きました。
この実態を見ていたから、今言われているヤングケアラーってだれを看ているのだろうと不思議だったのです。
我が家のように4世代で暮らしていれば、上3世代に何かあればそんな危険をはらんでいるのですが。
この2週間ばかりの間、Cちゃんは休日の食事と、夕食の片付けをしてくれました。
とっても完璧で夫がとっても助かったと言っていました。
8年前に私の娘でCちゃんの母が亡くなった時、Cちゃんは小学3年生でした。
高校受験の年、そして部活がある高校生になれば、家事を教えている時間はないからと、小学校高学年から、夕食の手伝いをさせてきました。
無理な介護で体調を崩していた私は、この子にいつまで寄り添えるかという不安があったからです。
食べていく知恵だけは付けさせておきたいと。
受験から高校生になった今は手伝えとは言いません。
でも確実に主婦力が付いているようです。
本当の寝たきりを3日間しました。
義母を看てきてというか、義母がどんなふうにやっているかが、とても参考になりました。
介護用品はそろっていますし。
家中にある手摺がただ私の部屋から廊下にはありません。
これがあればかなり楽だったかもしれません。
ベットから立ち上がる時の手摺もあればです。
鏡台の引出しにつかまっていました。
自分でも寝たきりがずっと続くとは思わなかったので、取り付けませんでした。
えー、義母の部屋には電動ベットも手摺もあるのですが。
一応介護保険のだからね。
3日前に2週間ぶりに入浴しました。
3日目の昨夜でも浴槽には垢が浮きました。
入浴できたのがうれしかったですね。
たしか垢では死なないって言うけれど(笑)
階段も片足ずつおりれるようになりました。立ち上がった時はまだ違和感がありますが、動き始めるとなんとかなります。
でも胸のあたりに圧迫感がでます。だから起きていた時間分、横になって休んでいます。
それでも良くなってきていると思います。
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