雨降って地固まる

2024年03月28日 | 信州の木材
雨降って地固まるってなにがあ~ですね。
この時期の我が家のお庭です。

さんざん降りましたからね、凍みあがっている土が、これから落ち着いて硬くなっていきます。
だから凍みあがっているこの時期に、草を抜くと根まで抜けます。
それにしても・・・・・・どれだけ根が深く広く張っているものだと関心します。
抜いたのは庭石に広げるか、ほかに移動させます。
根の土が取れませんので、そのままにしておくと冷凍状態でいてそのまま蘇生してしまうからです。
昨日2時間、今朝1時間半がんばりました~。
正直です、暮の30日に抜いたところは少ないけれど、手が回らなかったところはとても元気に生えています。
あと2時間は掛けないと終わりません。

よそ様の玄関先で、「今抜けばちょうどいいのに」なんて、思ってしまう私です。
今年は3月が天候不順だったので、外仕事遅れています。
夫を待っているといつになるかわかりません。

娘の名を付けた公園のツツジの剪定が道半ばです。これをやっておかないと草刈りの時大変だろうと思うのですが。

アカシアの生えていた山林へも行ってみなければと。こちらも思っているだけでなかなか先に進んでいません。
なんといっても天気ですね。

森林組合の会議に出かける夫を送っていきながら、我が家の山の伐採の相談です。「相談してきてくださいね」と念押しです。
昭和15年の紀元2600年に義父が、孫の時代に役立てばと2600本植樹した山です。
私たちも今ならできるけど、あと5年もしたらヨボヨボになっちゃうからねと(笑)
木だって人間と同じ。伐期というものがあるんです、いつまでも大きくしておけばいいというものではないのです。
伐っても、そのあとの植林の手間が出るかどうかわかりません。
伐りっぱなしで植林しない人もいる時代ですが、次世代にたいして私たちの責任です。
こんなことも終活のひとつなのです。
息子の手が空いたら、その山を見に行きたいのです、芽吹き前に。
晩年の義父に、山の界を教えてもらったのは息子なのです。
台風の災害で山道が悪くて軽トラしか入れなくて、息子のみだったのね。

 そしたら、最近は苗木を作る人が減ってきているのです。
産地がスイカ畑に変わったって。現金化するのに、スイカは1年、苗木は3年ですからね。
山って100年の計が欲しいけど、今の我が国は目の前のことの行き当たりばったりのように見えて仕方ありません。

森林組合さんにもそれなりの事情があるのですねえ~、団地化しなくちゃあ伐ってもらえないのかも。
木のことなら私のほうがズッとわかっているんだけど、夫を差し置いて出ていくわけにもいかず(笑)
もうこれは今年中の課題(笑)

読みいただきありがとうございました。

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