団塊世代の人たちより上は嫁入り支度に着物を誂えてもらっていたのではなかろうか。
どの年代までがそうであったかは定かでない。
ここにきて、この「お宝」が困るのね。
断捨離をしてきても、なかなかはかどらないのは和服。
木綿やウールや紬は、自分のものにリフォーム。
絹物も赤い着物は袋物などを作って減らしてきた。
まだ２竿ぶんびっしり。
１０年前、一竿分は姪に投げた・・・・・・娘のタンスが中身とも帰ってきたから。
娘の物は孫娘に残さなければならないから、この時自分の洋服もかなり減らした。気が立っていたから思いきれたのだろう。
減らしても義母の訪問着も、実家の母の訪問着も、娘の義母の訪問着までが集まってきている。
先日プロ友さんの着物の買取のことを書いていらした。
１枚100円、それも汚れていないもの。大島が500円だったという。
いやあー、聞いてはいたけど衝撃だわ。
この週末のお出かけ、簡単に洋服と思っていたけれど、１００円になる前にそれでも袖を通そうかと重い腰を上げました。
クリーム地の小紋、袖を通したのはいつだったかしらと広げながら思い出しました。
３０代になっていただろうな。
お茶室を建てられたお客様が、お披露目の茶会に招待してくださったのだ。
材木を使っていただいたから。
招待された社長が、都合がつかなかったのか、お茶席に恐れをなしたか覚えていない。
お祝いを届けに行った私に、お客様は「あなたが代わりに」と。
えっー、お断りできません、中学の時の英語の先生ですもの。
慌てて帰って着物着てお伺いしました。
そして初めてお正客つとめさせていただきました。
棟梁はじめ誰もお茶とは無縁だったから・・・・・。
娘時代お稽古していたお茶。
これだけは結婚しても続けさせてもらいたいと、父が結婚の際にお願いしてくれたのだけど、出産で休んだら復帰できませんでした。
２回、お稽古を始めたいと願いましたが、義母の許可が下りませんでした。
仕事は別にして、趣味は嫁の領分だからね・・・・・泣いたわね（笑）
もう許しを得ることもあるまいと思った頃には、私も冷めてしまって。
５０過ぎての再開は、お道具とおべべの世界に突入が想像できたから。
なんでこんなに着物を作ってもらったかと言えば、お茶を続けるためだったんだわね。
その小紋、なんとか今でも着られる色柄だったけど、昔の仕立てで、袖口から腕が出てしまうのです。
もう娘の着物以外は孫娘の体格には合わないという現実に直面しています。
だから最近は着た物は、タンスに戻さず解いているのです。
今回はこれを着たと思って解きます・・・・・・なんにするかはこれから。
そして５００円コースの大島にしました。
３枚の内、２枚は躾が付いたまま。
あ～あ～。
この大島を家庭着にしていられる方にお会いしたことあったけど、私もそうしょうかな。
う～ん、これで草取りできないよね（笑）
大島に白い割烹着付けていられる日が来るだろうか（笑）
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あぁ～聞いてはいたけど、改めてショック。
私も少ないながら、母からのお下がりなど、、
着たいけど、大島や紬はお茶会には、、
毎年、来年のお正月こそ、着物でなどと思うのですが、
それにして、美恵子さん凄いわぁ～
私なんて、取って帰って着物に着替えるなんて無理
毎回、苦戦しています。（汗）
家事だけなら着てもいられるでしょうが、スカートさえ無理。
知り合いの奥さんは雪かきでさえスカートなんですが私は広い場所ですので無理無理～～～
昨年、ホテルのランチに派手派手小紋で参りましたが、そういう機会でもないと着物は着ませんね。
一番使ったのが黒留めそででしたが、お茶も続けられずで殆どがしつけあり・・・
それで、絶対身につけないだろうと思う着物と新品帯を回収して頂きましたが１０００円でした。
何十万の帯であろうが１０００円らしいですよ。（美容院さんのお話）
姑のものは土蔵へ入れました。いいのか悪いのか・・・いずれ誰かが大きく片付けることでしょう。もう知らない！って思ってます。
母が娘と着物の展示会に行くのが楽しみだと言っていました。１枚１枚嫁入り支度として買い揃えるのは、張り合いだったのでしょうね。
お茶の稽古をしていると、着物の世界なんですね。
お客様で奥様がお道具と着物にかけてしまって家を建てる際に騒動になったのを知っています。
五十肩になってから、自分で着付けするのは大変になりました（笑）
私の知っている旅館の女将さんは、５０歳の時に、洋服を全部処分して着物生活にされました。野良仕事がなかっただろうから、可能だったのでしょうね。
別の方はご主人が亡くなったので、洋服生活になられました。反動のように銀座で洋服作られていましたよ。私とは別世界の方ですが。
着物にハサミを入れる抵抗は１枚目だけです。慣れました。
布を減らすためにお手玉も何百個も作りました。ただ貰ってくれるところがあれば作り続けられるのですが。
次世代に残されるのですか？まあーうばゆりさんの所は旧家だから古い物もたくさんあるでしょうから、着物はたいした問題ではないでしょう。
娘がいなくなってしまったので、なんとか自分の物は自分で片付けていきたいと思っているのですが・・・・・この100円、５００円が邪魔しますね（笑）
裁縫出来ない方の姪っ子です（笑） そうなんですよね、断捨離にはお宝お着物がなかなか…
いま狭い界隈ではリユース着物がスポット浴びて少しは若い人にも和文化が継承されつつあります。着方は色々ですし、驚くべき取引様態ではありますが。
わたしは嫁ぎ先間違い⁉️でお稽古離れてしまい、やはり復帰がむずかしいですが（涙😢） お着物はできるだけ袖を通そう！と昨秋決めたところです。
なので、Cちゃんには無理な裄丈？でも、もし私にはいけそうかな、ってお品が残っていたら、ハサミ入れる前に教えてください〜。あつかましく、図々しいけれど、よかったらお譲りいただきたい〜。（裄丈68cmベストだけど、64cmあれば着方で大丈夫そうなので。） 私より背が高いしお花好き、おばちゃんの好みのお着物、いつか拝見したいです！！
悩みますね。
自分で仕立てたまは、野良着と家の中でしか着れません（笑）
プロに頼んでも、着る機会はそうはなく、和タンスから洋タンスに移動するだけになりそうです。
もう手づくなしかありません。
業者に出せば、どこかの誰かが来てくれるかもしれません、そう皆さん思ってあきらめていらっしゃるのかもしれませんね。
体力、気力があるうちでなければ、どんな行動もできません。そう思っているのですが・・・・・。
もうかたっぱしからよ。
見に来てね。
その前に実家のに結論出してね（笑）
１００円と思えば何にしてもという諦めの境地もあるのだけど、切ない物ね。
寒干ししないうちに、お雛様を出してしまって・・・・・、来年はお雛様の前に寒干しする予定。