インドが子供の算数に力を入れている、それも算数が楽しいと思える様にだそうだ。算数は毎日、1日2時間の日もあるという。小学生が身近にいないから、日本の実態は知らないが、ゆとり教育なんて時代もあったが、最近さすがに見直しが始まったようだ。
インド式数学のなぞ
毎日10分の暗算で、脳を鍛える。3年生の授業。「89×73」「142×56」「256÷16」を頭の中だけで計算して答える。ちなみにこれを続けて行くと、頭の中に計算式を思い浮かべられるようになり、またそれを長く記憶していられるようになるのだそうだ。これを1年生の時から始め頭脳を鍛えるという。そしてさらに数字で遊ぶことを覚えていくのだ。算数が嫌いにならない方法かもしれない。
「インドの衝撃」を読みながら、まさに衝撃を受けたのは、「The World is flat」(世界は平らだ)だった。アメリカのコールセンターに電話をすると、それを受けているのはインドのインド人だという話はもう誰もが知っていることだ。イギリスの植民地時代のなごりで、英語を話せる人が多いということもあるが。
2000年問題でコンピューターのプログラムを確認する作業に、コスト削減からアウトソーイングが始まったともいえるが、いまやその内容が、下請けの仕事から、高度で幅広いものへと拡大し、コンピューター関連にとどまらず多岐にわたっている。アメリカではIТエンジニア・医師・会計士などの頭脳労働者までが、インドに仕事を奪われるという事態が起き始めているという。
コンピューターが世界中に普及したことにより、離れた土地で誰でも作業ができるようになった。まさしく世界経済の競技場が均されたということであると。世界は平らだから、地理的概念も距離も意味もなさなくなり、どんな発展途上国にいても、グローバルプレイヤーになれる。すべての壁が崩れ去ったのだという。
フラット化の世界は、仕事は誰のものでもなく、最も生産性が高く、最も優秀で、いい結果を出せ、そして、時に最も賃金の安い担い手のところへ行くことになる。「誰かが代わりにできる仕事」と「誰にも代わりの出来ない仕事」の二つしかないという。
恐ろしいではありませんか、この後インドに続く国はどこでしょうか。
日本語はむずかしいので、今すぐ脅威にさらされはしませんが、数年もしない内に、その日がくるかもしれません。
ノーベル賞が4人もで、とてもうれしいのですが、その業績が昔の物なのが気になりました。ノーベル賞をここ何年間に何人なんていう政府目標がありましたけど、今回のような地道な研究がその対象とは思えません、もつと手っ取り早い成果を期待していたような気がしました。また受賞者がアメリカ在住なんて聞くと、この日本ほんとに大丈夫なのかしらと思ってしまいます。
団塊世代が大量に退職して、物づくりの現場も大きく変わりつつあります。
設備がコンピューター化され、いったん壊れるとなかなか復旧しない時代になつたような気がしませんか。
むずかしい時代ですね。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
インド式数学のなぞ
毎日10分の暗算で、脳を鍛える。3年生の授業。「89×73」「142×56」「256÷16」を頭の中だけで計算して答える。ちなみにこれを続けて行くと、頭の中に計算式を思い浮かべられるようになり、またそれを長く記憶していられるようになるのだそうだ。これを1年生の時から始め頭脳を鍛えるという。そしてさらに数字で遊ぶことを覚えていくのだ。算数が嫌いにならない方法かもしれない。
「インドの衝撃」を読みながら、まさに衝撃を受けたのは、「The World is flat」(世界は平らだ)だった。アメリカのコールセンターに電話をすると、それを受けているのはインドのインド人だという話はもう誰もが知っていることだ。イギリスの植民地時代のなごりで、英語を話せる人が多いということもあるが。
2000年問題でコンピューターのプログラムを確認する作業に、コスト削減からアウトソーイングが始まったともいえるが、いまやその内容が、下請けの仕事から、高度で幅広いものへと拡大し、コンピューター関連にとどまらず多岐にわたっている。アメリカではIТエンジニア・医師・会計士などの頭脳労働者までが、インドに仕事を奪われるという事態が起き始めているという。
コンピューターが世界中に普及したことにより、離れた土地で誰でも作業ができるようになった。まさしく世界経済の競技場が均されたということであると。世界は平らだから、地理的概念も距離も意味もなさなくなり、どんな発展途上国にいても、グローバルプレイヤーになれる。すべての壁が崩れ去ったのだという。
フラット化の世界は、仕事は誰のものでもなく、最も生産性が高く、最も優秀で、いい結果を出せ、そして、時に最も賃金の安い担い手のところへ行くことになる。「誰かが代わりにできる仕事」と「誰にも代わりの出来ない仕事」の二つしかないという。
恐ろしいではありませんか、この後インドに続く国はどこでしょうか。
日本語はむずかしいので、今すぐ脅威にさらされはしませんが、数年もしない内に、その日がくるかもしれません。
ノーベル賞が4人もで、とてもうれしいのですが、その業績が昔の物なのが気になりました。ノーベル賞をここ何年間に何人なんていう政府目標がありましたけど、今回のような地道な研究がその対象とは思えません、もつと手っ取り早い成果を期待していたような気がしました。また受賞者がアメリカ在住なんて聞くと、この日本ほんとに大丈夫なのかしらと思ってしまいます。
団塊世代が大量に退職して、物づくりの現場も大きく変わりつつあります。
設備がコンピューター化され、いったん壊れるとなかなか復旧しない時代になつたような気がしませんか。
むずかしい時代ですね。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家