院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

このたびの地震に寄せて(7)

2011-03-16 17:19:04 | Weblog
 計画停電初日の東京の交通網の混乱ぶりを見て、私は日本人ってなんて勤勉なのだろうと思った。通勤できないといって東電やJR東日本を非難するなんて、少なくともチュニジア人には理解できないだろう。

 チュニジアは旅行をしただけで、住んでいたわけではないから、確かなことは言えないかもしれないけれども、チュニジア人は勤勉ではないと感じた。(チュニスの人がチュニジア人の代表ではないが・・。)

 チュニジアのチュニスの男たちは、昼間からカフェテラスにたむろし、エスプレッソ一杯(約30円)で何時間でもウダウダおしゃべりをしている。

 日本人の勤勉さが、かえって出勤時の混乱を招いたと思われる。

 どうも、このところ情報が錯綜している。こんな時は、きちんとした情報の峻別が必要だ。特に東京発や福島発の情報は一級情報だから、大切にしなければならない。マスコミの情報は当てにならないので、東京脱出を試みる人が出てくるのだろう。

 以下は中学高校の同級生で、早稲田大学理系研究所の教授K君からの本日午前10時46分の情報(要約)。

(1)今の東京での放射線強度の報告値は毎時0.8マイクロシーベルト。
(2)これを約4ヶ月浴び続けると、やっと人間が1年間に自然界から受ける放射線量2400マイクロシーベルトに等しくなる。
(3)つまり今の放射線レベルであれば、当面問題ない。
(4)法律上での規制値は1000マイクロシーベルト/年だから、さらに余裕がある。
(5)この値が東京都のどこでもそうかということになるが、茨城県・埼玉県の測定値を見ていると今のところ妥当。
(6)今後の原発自身の問題は、情報が少なく判断は難しい。
(7)原子炉のQ&Aのページは次がかなり信頼が置ける。

http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=956