院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

国産高級車レクサスの付加価値戦略

2014-03-02 06:11:16 | ファッション

レクサスHPより引用。)

 ホテルはただ泊まれればよいというものではない。レストランは食事がおいしいだけではなく、それ以上に部屋の内装やサービスが重要である。

 車もただ走ればよいというのではなく、乗り心地やデザインが重視されてきた。だが、トヨタ自動車はそれだけでは足りないと考えた。ホテルやレストランが宿泊や料理と無関係なサービスを提供しているように、車の走行とは関係がないサービスが必要だと考えたようだ。

 レクサスの販売店には「オーナーズルーム」という豪華な部屋が用意されている。飛行機のファーストクラスのラウンジのように、オーナーだけが利用できる特別室があるのだ。その部屋でオーナーは用事がなくても休むことができ、飲み物が供される。

 レクサスが販売店に乗り付けると、販売店にはセンサーがあって、そのレクサスのオーナーが誰か店内で即座に分かるようになっている。そのため、すぐに係員が出てきて、○○様いらっしゃいませと名前で呼びかけてくる。

 オーナーのデータには家族構成や趣味嗜好まで記憶されているから、即座にオーナーの要求に応えることができる。

 レクサスには車内電話があり、24時間「コンシェルジュ」を呼び出すことができる。車の操作はもちろん、GPSによって今いる場所の近くの店や宿などの案内をしてくれる。まあ、運転しながらインターネットで調べてくれる人が付いているようなものだ。

 以上は一流ホテルやレストランでやっていることだが、それらを車に応用することは正解なのだろうか?なんだか、やり過ぎのような気もするが・・。

(私たちの世代は少年のころ自家用車にあこがれており、みな車が大好きである。だが、私が変わっていたのだろう、車には興味がなかった。運転免許証はもっているが、もう5年もペーパードライバーである。)