二回目に歯医者に行くと若い歯科助手がにこにこと「大丈夫でしたか?」と訊いてくる。私は一瞬考える。「前回、風邪をひいていたから、それについて訊いているのだろうか?」。いや、ここは歯医者だから歯のことを訊いているのだろう。だとすると「痛み?」、「ぐらつき?」、「噛みあわせ?」と考えは廻って、けっきょく「何がですか?」と訊きなおすことになる。
レストランでコップの水が半分ほどになっているときに、ウエイトレスが「お水、大丈夫ですか?」と尋ねてくる。「もっと水が要るか?」なのか「まだ水は要らないのか?」のどちらの意味なのか分からず返答に窮する。
気になり始めると、とくに若い人に「大丈夫」が横行しているのが目に余る。若い人の言葉使いに文句を言いたくないのだが、「大丈夫」はあんまりなので一言言ってみた。
レストランでコップの水が半分ほどになっているときに、ウエイトレスが「お水、大丈夫ですか?」と尋ねてくる。「もっと水が要るか?」なのか「まだ水は要らないのか?」のどちらの意味なのか分からず返答に窮する。
気になり始めると、とくに若い人に「大丈夫」が横行しているのが目に余る。若い人の言葉使いに文句を言いたくないのだが、「大丈夫」はあんまりなので一言言ってみた。