トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

UNICラジコン故障原因判った

2012-06-07 23:10:00 | アマチュア無線

Img_2433_rImg_2436_r先日のブログで書いた推理を早く確認したくて、会社から帰って直ぐに送信器側の低損失レギュレータを手持ちのHT7550(S-81250HGと互換が有る上に最大入力電圧も高い)に交換。
S-81250HGとHT7750はピン配列も同一だが、一般的なレギュレータの78L05とはピン配列が異なるので(左からGND/IN/OUT)注意が必要だ。
ついでにその出力コンデンサも手持ちのOSコンに交換してみた。
外したS-81250HG単体で入力電圧を可変してやると6V時に4Vで電圧を上げるとその差で出力も上がるので定電圧動作していないし、徐々に電圧の下がる現象が見られ、このIC不良であることは間違い無い様だ(壊れた原因が推測出来ないと、今後再発するのが心配なところではあるが)。消費電流を測定すると、ボタンを押した時に10mAだったのでICの最大定格100mAでは問題無いことが判る。
出力電圧を測定すると5V一定(交換前は4V程度から徐々に2V程度まで低下)となり、期待が大きくなったので受信機に50MHz用ホイップアンテナを接続。屋外の物干し竿に引っ掛けて到達距離の確認。
すると20m以上は届き、時間経過で悪化することも無くなった。
(最初は144/430MHz短縮ホイップアンテナでやってみたが、これでも15m以上は届いた)
推理が当たって、これで一安心。(でも、315MHzの送受信機のが、距離は伸びる)
Img_2437_rImg_2438_r送信周波数用HC49U型水晶振動子(49.5MHz:実際は1/3の周波数で発振させている様だ)を動かしていたらリード線が根本から切れてしまったが、何とか半田付け出来そうなので付けて、更に動かない様にエポキシ接着剤で固めた。
Img_2440_r休みになったら注文していた受信器のIC及び送信器のトランジスタを交換をしてみたいと思います。(原因は違っていたので、交換の意味は無いかも知れませんが)

コメント
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