トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

DSPラジオモジュールでラジオ製作

2012-06-10 20:20:00 | アマチュア無線
itendononoのDSPラジオモジュール(480円)だが、なかなか時間が取れなくで、買ったものの、製作出来ないでいた。やっと時間が出来たので製作開始。ユニバーサル基板により約2時間で完了。DSP-443とDSP-444の2種類購入したが、今回はDSP-443を使用。
製作記事は「エレキジャック(№21)」にも紹介されている。
Dspbandバンド切り換えはロータリーDIPスイッチ化した。
MW/SWのI/O1~4をリアルコード8/4/2/1に置き換え
SW表示0がMW・・・表示8がSW8となる。
FMのI/O5~6をリアルコード2/1に置き換え
SW表示4(8)がFM1・・・表示1(5)がFM4となる。
Img_2478_rImg_2474_rImg_2472_rImg_2479_r2mmピッチなので、基板も2mmピッチのを使用。モジュールはプラグイン出来る様に2mmピッチのピンヘッダを使用。だが3箇所の位置が微妙に格子に合わず、無理矢理曲げて挿し込む。モジュールへのピン半田付けだが、最初半田面で行ったが動作せず(音声が出ない)。スルーホールの形状が良く無いみたいで接触しない。そこで実装面を半田付け。それでも音声が低い。音量調整ボリュームに50kΩ指定のところ25kΩを使用したのが良く無かった。抵抗が高いと音量が上がる(モジュールの内部抵抗のの関係がある様だ)。シリーズに手持ちの33kΩを入れたら音量が大きくなったが、今度は小さく出来ない。今後は50kΩかそれ以上に付け替えたいと思う。FMはステレオ出力が出来るのだが、早く聴きたいので、モノラルのスピーカー駆動とした。非常に感度が良いと言うのが実感だ(SWの受信出来た)。しかしチューニングがクリチカルだ(ロックされる感じで,通り過ぎて、また戻る感じだ。
バリコンは専用の文字板しか合わないがM2.6のタップが明いているので、φ6の絶縁ポストを長ねじで固定し、そこに一般のツマミをネジ止めしている。バーニアが必要かも知れない。電波があるとLEDが点灯する。
Img_2469_rImg_2470_r  AMもバーアンテナはあるものの小さいせいか、ロッドアンテナの効果が大きい(普通AMラジオはロッドアンテナ不要だが、DSPはアンテナを伸ばすと感度が良くなる)。
噂通り、感度はいいですし、小型に出来ますね。音も良いです。
バンドを自由に変えられれば良いのですが、それはプログラム済みで無理の様です。
今後、ステレオジャックを付けて、FMステレオ信号発生器によりセパレーションや周波数測定をしたいと思います。
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UNICラジコン症状再発にて、評価用試作品製作

2012-06-10 13:34:00 | アマチュア無線

Img_2398_r 先日のブログで紹介した様に、原因が判って、これでOKと思ったが、返却前に再確認したら、受信出来なくなり送信機を見たら、水晶振動子のリード線切れ再発と交換した3端子レギュレータの出力電圧低下が見られた。
Img_2457_r 水晶は、取り敢えず半田で取れない(触ると外れるが触っている)状態にしプラリペアで外れない様にリード線ごと固める。
レギュレータは悪くなく負荷電流が増大(ショート状態)したことによるもので、使用しているトランジスタ3個を取り外して見たが変わらず、そうなると残る半導体はカスタムの信号発生ICということになる。
調査に時間が掛かりそうなので、やはり前回紹介した315MHz帯送受信機セット(1980円)を使って、調査完了までの代替品を作ることにした。
Img_2459_rImg_2464_r接続端子盤は同じピッチの10Pを使用。これを実装する大きな基板は無いので手持ちの95×72mmを2枚使用して、端子盤とプラ板を使って連結した。
UNICラジコンの電源はDC24Vで、今回使用する受信機はDC12Vなので秋月のDC/DC-CONV(200円)を使用することにし実装する。
この他に電源スイッチ、パイロットLED、同軸コネクタの基板穴あけを行い取り付けする。
Img_2461_rImg_2462_r裏面のGNDは導電性銅接着テープを貼る。
端子盤への配線は接続が判りやすい様に12芯フラットケーブルを使用する。
端子盤に取り付けているLED・BZ基板は動作確認用の治具です。
Img_2468_r作試験:アンテナは付属の銅線だけでも20m以上は届いた。コイル状に巻いているが意味は無く余長を調整しているだけである(実際伸ばしたのが到達距離は伸びる)。50MHz用アンテナをちゃんと付ければ30m以上はなれても受信出来るだろう。
取り敢えず、これを送って確認してもらうことにした。

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おもちゃ病院(2012/6)

2012-06-09 10:59:00 | おもちゃ病院

梅雨入りして、今日は朝から雨模様。
こういう日は、概して患者さんが少ない。
小島ドクターは風邪気味ということでお休み。3名で対応
そう思っていたら、朝から多くの患者さんが。
終わって見ると14件の受け付け(最高5件/人の患者)が有り、入院は1件のみだった。
参考になりそうな修理を取り上げておく。
①ネコぬいぐるみ(本物の様な動作と泣き声をする)
右足が骨折ということで切開する。関節近く(動作用ギアが近くに有り)で折れており、いつもの様に穴あけ→ステンレス細線接続→プラリペア補強 で修理する。
②ラジコンカー
モーターが弱いので、ギアボックス分解。グリスが劣化(茶色に固まっている)していたので、清浄してセラミックグリス塗布。モーターも分解してブラシに接点グリス塗布。それでも、送信機レバーでの走行がスムーズで無いので接点にグリスを塗布。アンテナが折れていたので不足部分にスズメッキ線を半田付け。
③縁から落ちない機構の車
落ちるというので、見るとタイヤがスリップしている。テープデッキのピンチローラー清浄液があったのでこれで清浄。シャフトに絨毯の毛らしいのが絡まっていたのでこれを除去。
動作OKとなったが、滑るテーブルや縁の丸まったテーブルは落ちる場合が有る。
④ココパッド
タッチペンでなぞってもクリック音は出るもののそれに応じたメッセージが全て出ないという症状で、これはカセットのコネクタ部分に接点グリスを塗布したら正常に再生する様になった。
クリック音はカセットに関係無く、共通に出る音の様だ。
⑤アンパンマンの座って遊ぶ自動車
音がかすれるというのだが、もらい物なので、元々なのか判らない。手持ちの同一形状スピーカーに交換したが改善されないので、元々の音源のサンプル周波数が低いのかも知れない。ウインカーが片側点かない症状はLED,SW共問題無いのでICの不良かも知れない。
⑥ファービー人形
久々の患者だが、いつも重症(原因不明)の場合が多く、これもご多分にもれず全然動作せず。ぬいぐるみを剥がしてモーターの抵抗(外力で回転させながら)を測定するが無限大のまま。入院となった。
⑦赤外線コントロールUFO(室内をローターで飛ぶ)
LED点灯の操作は受信しているが、ローター回転調整のスライダーを動かしてもモーターが廻らないという症状。
送信機を分解し、何気なく部品を触っているとフィルムコンデンサの片足がパターンから抜けて来た。これを半田付けしたら正常動作となった。半田付け品質が良く無いのだろう。
⑧マリオサーキット
2人でレバーを操作して遊ぶゲームだが、2人のレバーが連動して動いてしまうという症状。
分解すると、正体不明の棒がレバー間に挟まっていた。この他にも同じ棒が2本内部にあった。外部に通じている穴から入れたのだろうか?ぺロペロキャンディの棒ではとのこと。
⑨メリー
メロディは出るがメリーが廻らないという症状。
モーター単体でも弱いので手持ちのモーター(aitendoより100円で購入)に交換するも動作しないので、基板の回路をチェック。ドライブのトランジスタ(SS8050)のベース電圧は正常だがONしてないので、これを交換してOKとなった。SS8050はおもちゃでは一般的なNPNトランジスタだが端子配列が左からEBC(一般の国産トランジスタはECB)なので交換の際には要注意。

その他、電源スライドスイッチの接触不良、押しボタンのタクトスイッチ不良、電池液漏れが有った。

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新しいブラウザ発見

2012-06-09 08:46:18 | アプリ・ソフト

どんどん新しいブラウザが出て来るが、Sleipnir 2 for Windows を少し試して見ると、今まで一長一短でブラウザ使い分けしていたことが不要で、バグも無さそうだ。動作も快適だ。
新しいブラウザには珍しくWindows 98 / 98SE / Me / 2000 / XP / Vista / 7 に対応しているので有難い。

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地デジのモニターに格安LCDセットを

2012-06-08 20:05:00 | テレビ番組

aitendoで「Xsシリーズ7.0インチ2点セット[Xs-2P070-T5DR06]」というのが特売2980円というので、他の部品購入のついでに購入しておいた。(こういう、ついで買いが積もり積もって結構な金額になる)
せっかくなので、自分の部屋で一人でTV番組を見る時に使おうとセットしてみた。
この他にDC12V/1AのACアダプタが必要。
Img_2449_rImg_2450_r簡易キーボードのコネクタピン数とユニットのコネクタピン数が異なるので注意のこと(左が2端子空き、右が3端子空きとなる様に)。
2W+2Wのスピーカーアンプも内蔵されているので接続する。
地デジチューナーのS端子出力に接続して、キーボードを操作する(説明書は無し)。
切り換えたつもりだがNO-SIGNALのメッセージ。どこかキーを押して確定しないとダメな様だ。音声はボリュームを最低(1)にしても大きすぎる位なので、更に外部で絞る必要が有りそうだ。
Img_2454_rImg_2452_rアナログでも結構綺麗に映るので、一人で楽しむ分には節電にもなるし便利で有る。
何かケースを100円ショップで探して組み込まなくては。

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UNICラジコン故障原因判った

2012-06-07 23:10:00 | アマチュア無線

Img_2433_rImg_2436_r先日のブログで書いた推理を早く確認したくて、会社から帰って直ぐに送信器側の低損失レギュレータを手持ちのHT7550(S-81250HGと互換が有る上に最大入力電圧も高い)に交換。
S-81250HGとHT7750はピン配列も同一だが、一般的なレギュレータの78L05とはピン配列が異なるので(左からGND/IN/OUT)注意が必要だ。
ついでにその出力コンデンサも手持ちのOSコンに交換してみた。
外したS-81250HG単体で入力電圧を可変してやると6V時に4Vで電圧を上げるとその差で出力も上がるので定電圧動作していないし、徐々に電圧の下がる現象が見られ、このIC不良であることは間違い無い様だ(壊れた原因が推測出来ないと、今後再発するのが心配なところではあるが)。消費電流を測定すると、ボタンを押した時に10mAだったのでICの最大定格100mAでは問題無いことが判る。
出力電圧を測定すると5V一定(交換前は4V程度から徐々に2V程度まで低下)となり、期待が大きくなったので受信機に50MHz用ホイップアンテナを接続。屋外の物干し竿に引っ掛けて到達距離の確認。
すると20m以上は届き、時間経過で悪化することも無くなった。
(最初は144/430MHz短縮ホイップアンテナでやってみたが、これでも15m以上は届いた)
推理が当たって、これで一安心。(でも、315MHzの送受信機のが、距離は伸びる)
Img_2437_rImg_2438_r送信周波数用HC49U型水晶振動子(49.5MHz:実際は1/3の周波数で発振させている様だ)を動かしていたらリード線が根本から切れてしまったが、何とか半田付け出来そうなので付けて、更に動かない様にエポキシ接着剤で固めた。
Img_2440_r休みになったら注文していた受信器のIC及び送信器のトランジスタを交換をしてみたいと思います。(原因は違っていたので、交換の意味は無いかも知れませんが)

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315MHz-4CH送受信機を試す

2012-06-06 09:58:20 | おもちゃ病院

Img_2407_rImg_2411_r  ユニックラジコンの修理(到達距離が短くなった)の問合せが有り、簡単に原因が掴めそうな感じがしたので、引き受けて送ってもらった。
FMのAF出力をコンパレータで波形整形している部分が有り、最初、これの半固定抵抗を調整したら、簡単に距離が伸びる様になったので、調整ずれが原因だろうと、念のため新品の抵抗に交換して様子を見た。
車に50MHz(ラジコンは49.5MHz)のホイップアンテナをつけて距離を伸ばしていくと25m以上は届いたので問題無いと思ったのだが、やってるうちに段々と距離が短くなって、終いには全然動作しなくなったりするので、振り出しに戻ってしまった。
スペアナや、SGを使ってレベル変化を見ていると送信機のレベルが時間とともに低下する現象が見られる。依頼者に再度確認したら、やはり同じ現象が有ったとのことでした。
送信機に使用しているトランジスタは次の通りで、全てマルツパーツに在庫が有りました。
発振用    2SC1674 (マルツ@84)
逓倍用    2SC1675  (マルツ@94)
送信増幅用 2SC2026  (マルツ@126)
一番怪しいのは低損失5V出力低電圧レギュレータ(SII製S-81250HG)で、出力電圧が5Vのはずなのに4V~2V程度しかなく(入力電圧は6Vと正常)、素子の不良は負荷電流の増加は継続調査の必要あり。
サフィックスHGとSGは最大入力電圧の違いで16V/12Vとなる。
念のため受信機のナローバンドFM-IF-IC(MC3361C)とコンパレータ(LM393)も注文して交換して見ることにした。
前回、故障原因の一つだった送受信マイコンのクロックに使われているセラロック(560kHz)は、以前購入した余りがある。

Img_2424_rImg_2425_rImg_2432_rImg_2429_r 到達距離の確認に、受信機接点に電子ブザーをつけてモニターしているが、聞える限界が有る(夜中に実験)ので、この接点を、以前購入してあるaitendo製315MHz-4CH送受信機セットの受信機スイッチに接続してやれば受信機で接点のON/OFFが確認出来るだろうと、まずは送受信機での到達距離を見てみた。
送信機は
アンテナから3mの輻射電界強度が「500μV/m以内(54dBμV/m)」が微弱無線の規定があるので、内蔵ロッドアンテナを変更することは出来ない(送信機は珍しい12Vの小型電池MN27,MS27V27GA,L828x1が使われている:ネットでは300円前後で簡単に入手可能だが)。受信機は10cm位の被覆銅線が使われている。これは受信なのでアンテナの規制は無く、マッチングしたものにすれば到達距離は伸ばせると思う(これの動作電圧もリレーの関係で12V)。
受信機を室内に置いて、これもブザー音で確認する様にしたが聞える限界の30m以上は届いている様だ。
この周波数帯は車のキーレスエントリーにも使われており、確かに車によっては30m程度届くから、そんなものなのだろう。
これのエンコード(PT2262)とデコード(PT2272)に使用しているICは、以前赤外線通信でも実験したことが有りIDの設定ポートにより組み合わせが531,441通り変えられる。

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通常使用するブラウザを変更するフリーソフト

2012-06-05 10:31:07 | デジタル・インターネット

複数(4種類)のブラウザを試しているが、完全というのが、まだ見つからず、その中でも良さそうなのを使用することにしたのだが、リンクをクリックした時、違うブラウザが開いてしまい、いろいろ探したが、どうやっても変更されないので検索したところ、変更してくれるフリーソフト「SetBrowser」が見つかったので使って見た。日本語化のパッチ紹介も有ったがこれが見つからなかったのでオリジナルのまま使用しているが、操作は簡単で、切り換えが出来た。
但しXPまでしか対応していな様だ。

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電子工作サークル(111回)

2012-06-03 15:31:00 | 通販・買い物

先日、小3と小6のお子さんがサークルに入りたいという 電話が有り、今回のサークルに参加となった。小3の方はロボットを小6の方はラジコンをやってみたいという希望である。

電子部品の説明をざっと行い、あとは製作しながら半田付けや部品を覚えてもらおうと、二人にはitendoのキット「6桁LED時計」に挑戦してもらった。
説明はしたつもりだったが、抵抗をテーピングから外してしまいバラバラになってしまってカラーコードを読んでもらうのも大変なので、テスターで抵抗値を測って実装してもらった。

孫は、先週に引き続き参加。 itendoのキット 「リモコン(赤外線)扇風機」を組み立ててもらったが、木の角棒を接着したりでプリント基板よりかえって難しく、私と吉本先生で殆ど作業したので、あまり良い体験にならなかった様だ。出来たものは面白くて喜んで遊んでいたが。

前回入会した中学1年生だが、配線完了した「拍手制御スイッチ」が動作しないというので、オシロを使って調べたが、音声増幅部が動作してしていない様で、時間が無いので持ち帰って調査することにした。ON/OFF交互切り換えのフリップフロップ部は動作している様だが。

体調不良でしばらくお休みしていた近藤サークル員も久々に参加。お土産にφ3mmの赤色LEDを箱いっぱい持って来てくれて、皆にもお裾分けしたが、孫が、どう使うかも知らずに一生懸命袋詰めして一番多く持って帰った。
可変範囲の大きい発振器が出来ないかということで、後ほど555を使用した回路を連絡することにした(参考にした回路は1万倍の可変が可能)。

前回部品を集めた、昇圧LED電流可変点灯回路を作って来てくれて、問題無く(電流検出抵抗値は22Ωから10Ωに変更)動作したと(但し、LED基板のシリーズ抵抗をショートしないと電圧が不足する)のことで皆さんに披露。他のメンバーも製作開始した。
この後は、検電テスターを従来のネオン管形式では無くLED化出来ないかとのことで、TL431による定電流回路を使ったのを考えて作ってもらうことにした。

中学生のサークル員の、お兄さんが作りたいのがあるというので、聞いてみたら、音の振動を電気として溜められないとのこと。これはエネルギー的に無理が有るので、吉本先生が代替案とかの説明をしてくれた。こういう発想が発明に繋がるのだが。

ということで、久々に若いメンバーがどさっと入会したが、教える私らとしては少し頭の痛いところである。

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中華製安価基板の出来

2012-06-01 16:55:14 | おもちゃ病院

先日の「電子工作サークル」で初心者にaitendoのキットを製作してもらったが、半田の熱を加え過ぎるとランド(丸ランドで小さい)が剥がれたり、浮いた部品を押したりすると直ぐにパターンが切れてしまうので、初心者には補修が難しい。
サークル員から依頼された電動ファンの修理(スイッチを入れてもファンが回らない・ACアダプタの電圧は正常)についても、モーターリードを半田付けしている基板のランドが切れていた(時々回ったりするので、最初、モーター不良かと思い分解して接点グリス等塗布したが変わらず)。
どちらもレジスト付きで、見た目はしっかり作られている様に見えるが、どうやら、これらに使われている基板の銅箔はかなり薄い様だ。
以前、通信機器の設計をしていた頃に使用していた銅スルーホール基板の銅箔は35μmを使っていたが、この下では18μmというのが有る。
多分、今回の不具合基板は、これ以下の厚さと思われる。接着が弱いせいも有るかも知れない。
やはり極限まで安く作ると、この様な不都合が生じる様だ。
中華製基板全てがこうだと言うことでは無いので、誤解の無い様に。
一発で半田付け完了出来る熟練者には問題無いのだが。

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