上村洋行騎手復活。上ちゃんの重賞勝利は、1998年のスワンステークスのロイヤルスズカ以来、実に10年ぶり。
ちょうど大阪に行った年に上村騎手がデビュー。新人ながらコンスタントに勝ち続け、その年40勝でJRAの最多勝利新人騎手に輝いた。翌年も53勝と、私が大阪にいた2年の間に100勝を達成し、その将来を嘱望された騎手だった。90年代後半からは目の病に冒され成績も低迷。騎手の場合目の病は致命傷で、騎手をやめざるを得ない。それを隠し騎乗していたことが、成績不振に繋がっていたのだが、2004年に騎手生命を賭けて目の手術に踏み切った。手術以降、昔の勢いが戻りつつある。そして今日の重賞制覇。同期の後藤浩輝騎手とはだいぶ差が開いてしまったが、上村騎手がこの秋関東で後藤騎手と重賞レースで競う姿を心待ちにしたい。
昨日の橋本美純騎手に続き、土谷智紀騎手が今期初勝利。これで残り未勝利の騎手は36名となった。全騎手の勝利を願う。
武豊騎手が3100勝。といっても通過点でしかない。勝つ分だけ記録になっていく武豊騎手の勝利数だが、この100勝はこれまでとは違った重みがあるのではないか。決して騎乗馬に恵まれているとはいえない状況で、今の武豊騎手は貪欲である。以前なら朝っぱらのレースから勝ちに来なかったし、決して不利を受けてもいいわけをしなかった。いいわけをしなかったのは、少しぐらい不利を受けても負けない馬に騎乗していたからだ。違った言い方をすれば、騎乗に余裕がないから不利を受けるのだ。以前、武豊騎手はスタートからゴールまでが見えるというような話を聞いたことがある、話半分としても彼の騎乗にそれだけ余裕があったということだろう。今はゴールしか見えていない、かなり危ない状態だと言えるのかもしれない。武豊騎手のためにも、勝ち星よりも余裕のある騎乗をイメージして乗ってもらいたい。
1レースの⑧トンボツリの単勝を200円、朝から遊びの馬券を買えるほどの余裕はないのだが、こちらは武豊騎手とは逆で、能天気すぎ。
中京2レースの⑬ナリタキングパワーの複勝に200円、確実に馬券になると思っていただけに5着入線はショック!
4レースは⑥タイセイルンバから③⑧⑩⑫⑭への馬連を購入。というのも3レースでおなじ池上昌弘厩舎に騎乗した吉田隼人騎手が1番人気で5着に負けており、上手くいけば馬券になると思ったからだ。

しかし、⑥タイセイルンバはクビの3着。買い目は倍になってしまうが、馬連ではなく3連複にしていれば⑥⑩⑫の2480円にありつけた。
5レース。弟がだめなら兄貴があるさと⑨メジロオマリーから②③⑩⑫⑭へ馬連を購入。④シルクパナシアの取捨を迷ったが6点目を買うようでは、中らないと思ったのだ。が、レースはその迷った④シルクパナシアが前につけた。ここのところ内田博幸騎手が先行して負けるケースを多く見ていたので、それを期待していたのだが結局は④が行ったままでレースは終了。メジロオマリーは後方のままで、直線も伸びきれず6着。
またしてもハズレかと思ったところ、買い目が記されたままで投票がされていない。4番の購入をどうしようか迷っていて、そのまま投票をし忘れたのだ。投票したかどうかも覚えていないというのは「まずい」状態だが、本人はラッキーなどと思ってすぐさま6レースへ向かう。
6レースは①ピサノエミレーツ安藤勝己騎手で負ける気がしない。⑤⑦⑧⑩⑫とマーキングどおり馬券を展開しようと思ったが、①⑤で決まってしまってはトリガミになってしまう。そこでなにを思ったかというと①⑫の1点で勝負。⑫ミヤビベガは吉田豊騎手で先のレースを引き摺ってしまったからだ。予想まではプロだが、馬券を買う段になるとたちまちド素人に変わってしまう。馬券学校でもあれば入学したい。
確かにトリガミというケースはよくある。このレース、選択肢の中にトリガミ馬券があるのであればトリガミを軸に馬券を展開するのが「馬券道」だ。
結果的にそのまま買っていれば、①⑩18.2倍という馬連馬券が的中しているのだが、①⑤のトリガミを軸に3連複を買っていれば4点で21.7倍が的中していたことになる。または、①の勝利を確信していたであれば単勝勝負だが2.2倍を勝負とは呼べない。ここは①からの馬単という選択肢が正解で、①⑩の馬単は28.5倍。
6レースが外れて、さすがにバラバラ買うのは中止。理由は10レースの「モチ」の馬券を買うためだ。
たしかに7レース、8レース、9レースと本命に推した馬がことごとく負けており、馬券を買わなかったのは正解だった。このあたりのレースは馬券的に難解で、できれば見送るようにしたいものだ。
10レース、③モチの単勝500円、複勝を1000円を購入。来ないとわかっている馬券をわざわざ買うとは「御大臣様」だ。結果は9着。ハンデ戦で勝ちきれない馬が定量戦で勝てるほど競馬は甘くない。陣営が狙っているのはさらに降級するか、1600万条件のハンデ戦である。当然、その時には岩田康誠騎手が騎乗してくるだろう。
11レースのエプソムカップ。
今日は横山典弘騎手を3度本命にした。人気も同様に1番人気だったが、ことごとく敗れ、連対すら果たしていない。ここで「きょうのノリは乗れていない」と見限ってしまったのでは、その他大勢になってしまう。これが最終ならばそういう考えも間違えではない。しかし、メインレースなのだ。喜んで横山典弘騎手をアタマにして買うべき。(勝利騎手インタビューからも、ノリ騎手がここを狙っていたのは十分わかった。)重賞100勝という明日の新聞記事を想像して。
と、ここまでは予想のプロの面目躍如だが、この先がいただけない。
⑫サンライズマックスを軸に②⑦⑧⑪、予想では⑮だったが⑥に変更して3連複を購入。ずっとサンライズマックスだけを見ていた。ゴール前勝利を確信、2着7番、3着は17番?(ハァ~)
このレース馬券の選択肢は「サンライズマックス」の単、複勝馬券。(先の10レースに無駄金を投入するくらいならここで勝負すべき)⑫からの馬連、馬単を購入すべきで、3連複はそこから先の馬券となる。少なくともCBC賞のかすりもしない馬券(⑨⑰を軸に3連複10点)を買うくらいなら、エプソム1本で勝負をすべきなのだ。
最終レース、密かなる自信で⑫ノーザンスターから馬券を展開。実はこの時点で口座に1300円しか残金が残っていない。学習能力があれば、4レースの反省から⑫からの3連複を買うべきなのだろうが、それでは10点で残金がなくなると思った馬券ド素人は⑫から馬連で②⑤⑦⑧⑩と購入。

1着⑩、2着⑤、3着⑫で3連複は366倍。(馬鹿は死ななきゃ直らない)
この世の終わりか、とでも云うように中京の最終レースへ。こちらは全く検討もしていなので全然わからない。1、2番人気の②⑦に足し算馬券として⑨を絡めた3連単を購入。
5番、7番の叩き合いで、⑨も②もあとの祭り。1着、3着、4着とは今週も上手く「オチ」がついた。
投資金額 5600円 払戻金額 ゼロ 収支 マイナス5600円
ちょうど大阪に行った年に上村騎手がデビュー。新人ながらコンスタントに勝ち続け、その年40勝でJRAの最多勝利新人騎手に輝いた。翌年も53勝と、私が大阪にいた2年の間に100勝を達成し、その将来を嘱望された騎手だった。90年代後半からは目の病に冒され成績も低迷。騎手の場合目の病は致命傷で、騎手をやめざるを得ない。それを隠し騎乗していたことが、成績不振に繋がっていたのだが、2004年に騎手生命を賭けて目の手術に踏み切った。手術以降、昔の勢いが戻りつつある。そして今日の重賞制覇。同期の後藤浩輝騎手とはだいぶ差が開いてしまったが、上村騎手がこの秋関東で後藤騎手と重賞レースで競う姿を心待ちにしたい。
昨日の橋本美純騎手に続き、土谷智紀騎手が今期初勝利。これで残り未勝利の騎手は36名となった。全騎手の勝利を願う。
武豊騎手が3100勝。といっても通過点でしかない。勝つ分だけ記録になっていく武豊騎手の勝利数だが、この100勝はこれまでとは違った重みがあるのではないか。決して騎乗馬に恵まれているとはいえない状況で、今の武豊騎手は貪欲である。以前なら朝っぱらのレースから勝ちに来なかったし、決して不利を受けてもいいわけをしなかった。いいわけをしなかったのは、少しぐらい不利を受けても負けない馬に騎乗していたからだ。違った言い方をすれば、騎乗に余裕がないから不利を受けるのだ。以前、武豊騎手はスタートからゴールまでが見えるというような話を聞いたことがある、話半分としても彼の騎乗にそれだけ余裕があったということだろう。今はゴールしか見えていない、かなり危ない状態だと言えるのかもしれない。武豊騎手のためにも、勝ち星よりも余裕のある騎乗をイメージして乗ってもらいたい。
1レースの⑧トンボツリの単勝を200円、朝から遊びの馬券を買えるほどの余裕はないのだが、こちらは武豊騎手とは逆で、能天気すぎ。
中京2レースの⑬ナリタキングパワーの複勝に200円、確実に馬券になると思っていただけに5着入線はショック!
4レースは⑥タイセイルンバから③⑧⑩⑫⑭への馬連を購入。というのも3レースでおなじ池上昌弘厩舎に騎乗した吉田隼人騎手が1番人気で5着に負けており、上手くいけば馬券になると思ったからだ。

しかし、⑥タイセイルンバはクビの3着。買い目は倍になってしまうが、馬連ではなく3連複にしていれば⑥⑩⑫の2480円にありつけた。
5レース。弟がだめなら兄貴があるさと⑨メジロオマリーから②③⑩⑫⑭へ馬連を購入。④シルクパナシアの取捨を迷ったが6点目を買うようでは、中らないと思ったのだ。が、レースはその迷った④シルクパナシアが前につけた。ここのところ内田博幸騎手が先行して負けるケースを多く見ていたので、それを期待していたのだが結局は④が行ったままでレースは終了。メジロオマリーは後方のままで、直線も伸びきれず6着。
またしてもハズレかと思ったところ、買い目が記されたままで投票がされていない。4番の購入をどうしようか迷っていて、そのまま投票をし忘れたのだ。投票したかどうかも覚えていないというのは「まずい」状態だが、本人はラッキーなどと思ってすぐさま6レースへ向かう。
6レースは①ピサノエミレーツ安藤勝己騎手で負ける気がしない。⑤⑦⑧⑩⑫とマーキングどおり馬券を展開しようと思ったが、①⑤で決まってしまってはトリガミになってしまう。そこでなにを思ったかというと①⑫の1点で勝負。⑫ミヤビベガは吉田豊騎手で先のレースを引き摺ってしまったからだ。予想まではプロだが、馬券を買う段になるとたちまちド素人に変わってしまう。馬券学校でもあれば入学したい。
確かにトリガミというケースはよくある。このレース、選択肢の中にトリガミ馬券があるのであればトリガミを軸に馬券を展開するのが「馬券道」だ。
結果的にそのまま買っていれば、①⑩18.2倍という馬連馬券が的中しているのだが、①⑤のトリガミを軸に3連複を買っていれば4点で21.7倍が的中していたことになる。または、①の勝利を確信していたであれば単勝勝負だが2.2倍を勝負とは呼べない。ここは①からの馬単という選択肢が正解で、①⑩の馬単は28.5倍。
6レースが外れて、さすがにバラバラ買うのは中止。理由は10レースの「モチ」の馬券を買うためだ。
たしかに7レース、8レース、9レースと本命に推した馬がことごとく負けており、馬券を買わなかったのは正解だった。このあたりのレースは馬券的に難解で、できれば見送るようにしたいものだ。
10レース、③モチの単勝500円、複勝を1000円を購入。来ないとわかっている馬券をわざわざ買うとは「御大臣様」だ。結果は9着。ハンデ戦で勝ちきれない馬が定量戦で勝てるほど競馬は甘くない。陣営が狙っているのはさらに降級するか、1600万条件のハンデ戦である。当然、その時には岩田康誠騎手が騎乗してくるだろう。
11レースのエプソムカップ。
今日は横山典弘騎手を3度本命にした。人気も同様に1番人気だったが、ことごとく敗れ、連対すら果たしていない。ここで「きょうのノリは乗れていない」と見限ってしまったのでは、その他大勢になってしまう。これが最終ならばそういう考えも間違えではない。しかし、メインレースなのだ。喜んで横山典弘騎手をアタマにして買うべき。(勝利騎手インタビューからも、ノリ騎手がここを狙っていたのは十分わかった。)重賞100勝という明日の新聞記事を想像して。
と、ここまでは予想のプロの面目躍如だが、この先がいただけない。
⑫サンライズマックスを軸に②⑦⑧⑪、予想では⑮だったが⑥に変更して3連複を購入。ずっとサンライズマックスだけを見ていた。ゴール前勝利を確信、2着7番、3着は17番?(ハァ~)
このレース馬券の選択肢は「サンライズマックス」の単、複勝馬券。(先の10レースに無駄金を投入するくらいならここで勝負すべき)⑫からの馬連、馬単を購入すべきで、3連複はそこから先の馬券となる。少なくともCBC賞のかすりもしない馬券(⑨⑰を軸に3連複10点)を買うくらいなら、エプソム1本で勝負をすべきなのだ。
最終レース、密かなる自信で⑫ノーザンスターから馬券を展開。実はこの時点で口座に1300円しか残金が残っていない。学習能力があれば、4レースの反省から⑫からの3連複を買うべきなのだろうが、それでは10点で残金がなくなると思った馬券ド素人は⑫から馬連で②⑤⑦⑧⑩と購入。

1着⑩、2着⑤、3着⑫で3連複は366倍。(馬鹿は死ななきゃ直らない)
この世の終わりか、とでも云うように中京の最終レースへ。こちらは全く検討もしていなので全然わからない。1、2番人気の②⑦に足し算馬券として⑨を絡めた3連単を購入。
5番、7番の叩き合いで、⑨も②もあとの祭り。1着、3着、4着とは今週も上手く「オチ」がついた。
投資金額 5600円 払戻金額 ゼロ 収支 マイナス5600円