今日の戦績

裁決に呼ばれて出てきた来た四位洋文騎手が、外にいた武豊騎手に侘びを入れた。
アサクサキングスが直線ふらついたのは、馬場のせいだろう。
メイショウサムソンとしては、不利は不利だが、影響度としては3着のインティライミの方が大きかった。
位置取りとして、完璧な佐藤哲三騎手に対して、武豊騎手は明らかに失敗だった。
アドマイヤフジが内に切れ込んだことで、メイショウサムソンは行き場を無くして、正面では後方5番手。外外を回ったことが、エイシンデピュティとの差になったと云えるのではないか。
確勝をきして騎乗したロックドゥカンプの岩田康誠騎手と、岩田騎手の代打で騎乗したエイシンデピュティの内田博幸騎手が明暗を分けた。
大阪杯を回顧すると、今回の結果は納得で、エイシンデピュティの単勝11.3倍はつけ過ぎという感もある。
方や馬上を譲った岩田騎手のロックドゥカンプは故障。（左後繋靭帯断裂）馬券が外れる以上に、馬が故障するのは辛い。

結局、宝塚記念の馬券は購入せず。
⑦アドマイヤフジが敗れたら、11レースの⑦アドマイヤマジンを購入しようと思ったが、よくみると近藤利一オーナーの馬ではない。勝負服からして近藤氏の馬なのだろうが、馬主は佐々木主浩氏。使途不明な馬は買わないことにしているので、勝たれてしまっても悔いはない。（まぁ、正直アドマイヤの馬券は買いたくないけれど）これは、馬券を買う側の品格だ。

馬券を買わずに終えるほど、人間が出来ていない。
福島最終レース、①⑦を軸に総流し。⑥アブソリュートが1番人気だが、今の田中勝春騎手は当てにならない。
同枠の⑦エルブランコの中舘英二騎手に期待。ブリンカー3走目、中舘騎手のペースで逃げ切れれば面白いと期待したのだが、下手を打って前につけれず。この時点で終了。中舘騎手に依頼した側としては、全くの期待はずれの騎乗だった。

投資金額　900円　　払戻金額　ゼロ　　収支　マイナス900円

3回福島4日目

西のメインは宝塚記念なのだが、G1馬は2頭と非常に寂しいメンバーとなった。
当然この2頭のG1馬が中心となるが、②メイショウサムソンは単勝2.2倍。設定した予想は2.8倍なので、この人気は少々過剰人気だと思う。
サムソンを預かる高橋成忠厩舎は今年はまだ未勝利。もともとサムソンは、瀬戸口調教師の引退に伴って回ってきた馬。周囲がこの状況をかわいそうと勝たしてくれるのか、はたまた昨年十分に稼いだんでいいだろうと負かしにくるのか、そこから予想するのも楽しい。
もう一頭の⑪アサクサキングスだが、勝鞍が京都、東京で、果たして阪神の馬場でどうかという点がある。特にNHKマイルと昨年の宝塚記念を惨敗しているが、このときの馬場が「稍重」、もしかすると時計のかかる馬場は苦手なのでないかと判断した。
今回も武豊騎手包囲網で近藤利一オーナーが⑥アドマイヤオーラ、⑦アドマイヤフジ、⑫カンパニーと出走させてきたが、タキオン産駒、鞍上安藤勝己騎手でオーラの方が人気だが勝負ならフジに軍配を上げる。長距離で負けたレースは度外視していいだろうし、今年の中山金杯を57.5kgで勝ちきったことは大いに価値があり、夏場に実績がないということもあるが、この天気なら問題がない。昨年も回復途中で13番人気ながら4着と、渋った馬場なら昨年以上に走れるのではないかと想像する。
⑧ロックドゥカンプに岩田康誠騎手が騎乗してきたのは心強い。南半球馬の特典で1kg減で、さらに⑭エアシェディーのように輸送が苦手というタイプでもない。今回も社台系の馬が8頭と半数以上だが、得てして「社台の馬なんだけれど、社台の生産馬ではない」という馬が勝ったりする。要注意だ。
サンデーＲの2頭、①インティライミと④アルナスラインだが、インティライミの昨年秋以降のレースをみる限り「終わったかな」と感じる。④アルナスラインは捉えどころがない。松元茂樹調教師の気分次第だが、3歳時にすみれＳという同条件を勝利しており注意が必要だ。
実績的に⑩ドリームパスポートも考慮しなくてはいけないが、インティライミの佐々木昌三調教師とは対照的に、稲葉隆一調教師は松岡正海騎手を降ろして蛯名正義騎手を騎乗させてきた。松田国英厩舎からの転厩だが、転厩した時点でこの馬は終わった。ＡＪＣＣで松岡騎手が気合を入れて4角2番手まで押し上げたが、それ以降は昔のような前々での競馬が出来ていない。蛯名騎手の場合はまくり上がってくるかもしれないが．．．前走よりも着順を落とす可能性も。
阪神巧者の⑤サクラメガワンダーだが、福永祐一騎手が「逃げを打ったとき」という条件付で考えたい。

馬券は5枠両馬からと行きたいが、メイショウサムソン最後の重賞制覇のチャンス。応援馬券程度でおさめたい。

福島は頭数が揃わない。馬券の興味が半減してしまう。
今日のマーキング
【７Ｒ】①⑦②⑧⑫⑬　①⑬軸で
【８Ｒ】⑭⑧⑩⑦⑥④　⑧⑩軸で
【９Ｒ】③④⑧②⑦
【10Ｒ】⑭⑧⑤⑨⑪③　⑧⑭軸で
【11Ｒ】⑫⑨④⑧⑩⑤　⑨⑩軸で
【12Ｒ】⑩⑥①⑤⑨⑧

昨日の福島最終レース。
危険なシーンがあった。周回を終えて、ゲートに近づいた一頭が、止まりきれずゲートに飛び込んでいったのだ。幸いゲートの前扉が開いていたので、事なきを得たが、ほぼ正面で見ていた私は、一瞬「うっ」と佇を飲んでしまった。
馬も騎手も正常な状態で走れるものかと思ったが、レースは行われ、馬は6着で回ってきた。騎乗していたのは新人の伊藤工真騎手だが、彼には期待をしているので、レースだけではなく、レース前の細かい部分まで気をつけて、騎乗してもらいたいとあえて苦言を呈する。