3回東京2日目 安田記念

浪花節だよダービーは。30歳の天才騎手を襲った落馬事故から40年近く。その息子が果たしたダービー勝利は、福永家の悲願の達成だった。祐一らしくない騎乗だった。自分からは動かない、レースを演出しないのが福永祐一なのに、積極的なレース運び、直線400ｍからの「ＧＯ！」の指令は、そのままワグネリアンをゴールへと導いた。ワーグナーファンであれば、なんとなく福永家の因縁とワーグナーを結びつけてしまうかもしれませんが、それはまた別の話として、ダービージョッキーとなった福永祐一騎手におめでとうという言葉を送り、ダービーだけはほかのレースとは違うんだなと反省するしかないですね。

万引き家族を観てきました。最近は樹木希林さんが出演して作品であれば、はずれはないという思いで映画を観ていますが、是枝作品らしいいい作品でした。最後の暗転は希望なのだと信じています。作品とは全く別位置で描かれていますが、柄本明演じる市井（しせい）の人の一言が、ひとりの男の子を人として救う道となり、正義を振りかざすマスコミは誰も救わない、救えない。そんな構図を覚えました。


安田記念の賞金値です。
ウエスタンエクスプレスは賞金公表がないので除外します。
Ｓランク
1番スワーヴリチャード　〇

Ａランク
11番リアルスティール　△
5番ペルシアンナイト　 〇

Ｂランク
4番アエロリット 〇
14番リスグラシュー △
9番レッドファルクス　 〇　
15番サングレーザー　　

Ｃランク
6番レーヌミノル　　　　〇

Ｄランク
2番サトノアレス　　　　〇
10番モズアスコット　　
8番キャンベルジュニア

Ｅランク
3番ダッシングブレイズ
13番ブラックムーン
12番ヒーズインラブ
16番ウインガニオン

海外Ｇ１を含めると、７頭のＧ１が出走。その中でＳランクはスワーヴリチャードが１頭だけというのは、スワーヴリチャード有利なのかはたまた不利なのか。ここはやっと昨日、今年の初重賞制覇を果たした池江厩舎に、その勢いのままＧ１も制覇していただきたい。
優勝馬の選択はペルシアンナイトかモズアスコットです。８割２割でペルシアンナイトです。

馬券としてはスワーヴリチャード、サトノアレス、キャンベルジュニアを２、３着候補で。
海外からきていただいた、ウエスタンエクスプレスの応援馬券まで。