Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ガムラン・アンクルン

2007年05月10日 | 大学
 来年の3月22日、バリ島の影絵芝居「ワヤン」の公演を大学ホールで行う。普通このワヤンの伴奏には、グンデル・ワヤンとよばれる五音音階で10枚の音板を持つガムラン楽器4台を使うのだが、今回は多くの学生に演奏してもらうため、編成の大きなガムラン・アンクルンを使うことにした。この楽器は4音音階で音板も4枚。しかも、小さくてかわいい。
 毎週木曜日の授業終了後、希望する学生を集めて練習を始めている。それにしても四つしか音がないというのは簡単そうで、それが以外と難しいのである。もともと教えるのに楽譜を使わないのだが、とにかくどの曲も似ていて覚える方が混乱してしまう。さらに音が少ない分、リズムがやたらと難しい。来年3月まで、何人の学生が練習を続けてくれるだろう?最後は練習室に行ってみると私一人だったりして・・・。