Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

新撰組

2011年07月20日 | 
 祇園祭の宵山にお行なわれるイベントた儀礼までに時間があったので、ホテルの近くの壬生寺に行って見た。壬生寺は壬生狂言が行なわれる場所として有名であるが、実のところ、私は「壬生」といえば、最初に知ったのは「新撰組」」である。清川八郎率いる浪士組が京都に上洛したとき、多摩出身の近藤勇たちのグループが分宿した場所が、この壬生だったのだ。
 壬生寺を入って驚いたのだが、新撰組の隊士の格好をした人々が大勢いるのである。いつも週末はこんなイベントをしているのかと驚いてしまう。しかし、寺の人によくよく聞いてみると、祇園祭の宵山は「池田屋事件」の日だったのである。私はそのことをすっかり忘れていた。
 寺院で行なわれていたのは、新撰組隊士やこの池田屋事件でなくなった攘夷派浪士達の慰霊祭だった。偶然そんなイベントにめぐり合った。これも縁だと、亡くなった隊士たちの墓の前で手を合わした。