私が学生時代から30年近くお世話になっているガムランとワヤンの師匠であるS先生が2週間以上入院している。はじめはタバナンの公立病院に入院していたのだが、やはり施設や検査の問題からデンパサールにある大きな公立病院に移った。
いろいろな検査が必要なのだが、タバナンの公立病院には検査機器はあっても、それを操作できる人がいないという。それで公立病院に移ったのだが、一つの目の検査を終えても、医者が忙しくていっこうに検査の結果が知らされない。医者がミーティングをする時間がないらしい。さらに大腸カメラの検査が必要だというのだが、公立病院のカメラは壊れていて使えないという。払えるお金があるのなら私立病院で検査をするように勧められる。
バリでも外国人が行くような私立病院や、ジャカルタの大きな病院ではこんなことはありえない。しかし一般のバリの人々が通う病院はまだまだこんな状況なのだ。なんだか悲しいやら、くやしいやら……。師匠に早く元気になって欲しいと祈るばかりである。
いろいろな検査が必要なのだが、タバナンの公立病院には検査機器はあっても、それを操作できる人がいないという。それで公立病院に移ったのだが、一つの目の検査を終えても、医者が忙しくていっこうに検査の結果が知らされない。医者がミーティングをする時間がないらしい。さらに大腸カメラの検査が必要だというのだが、公立病院のカメラは壊れていて使えないという。払えるお金があるのなら私立病院で検査をするように勧められる。
バリでも外国人が行くような私立病院や、ジャカルタの大きな病院ではこんなことはありえない。しかし一般のバリの人々が通う病院はまだまだこんな状況なのだ。なんだか悲しいやら、くやしいやら……。師匠に早く元気になって欲しいと祈るばかりである。