Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

Nothing

2012年03月19日 | 大学
 昨日、研究室の荷物(といっても大部分は本)をすべて出しました。研究室の棚には何もありません。さまざまな事情から4月末までこれらの荷物と出会うことができません。次の大学の4月からの授業で使用する予定の資料は、CDやDVDも含めて別にしたつもりですが、それでも今になって「これも、あれも必要だった」と悔いてしまいます。どうして荷物を出してから気づくのかしら。たぶん荷物を出すまでは、冷静にものを考えられなくなっていたんですね。
 家の荷物も新たな赴任地に送りました。といってもこちらも本と同様で、4月いっぱいは生活必需品もトランク一つ分です。まあ、フィールドワークに慣れていますから問題ありませんけれど。
 今日でこの大学での最後の教授会を終えました。でも、まだ今日も他の会議が続きます。「立つ鳥跡を濁さず」って言うし、やはり最後まで自分の仕事は全うして移動したいと思っています。これで職場いくつ目かな?でも沖縄で13年勤務しました。これまでの人生の中でもっとも長く働いた職場でした。
 研究室から見える首里城ともお別れです。でも次の職場の窓からは何が見えるのかしら、と思うとそれほど寂しくありません。自分で決めたのですから。