Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

神への捧げもの

2017年09月04日 | バリ

 スカワティ村の寺院の周年祭オダランに行ってきました。ワヤンを見ることが目的だったのですが、行った時にはまだお祈りが始まっておらず、お寺の中を眺めたら知人のバリ人がたくさんいて、中で一緒にお祈りをすることに。まさにハレの日の儀礼空間の中に通されました。
 見慣れてはいるものの、やはり天界から降臨する「神」へ捧げる供物は高い場所に置かれていて、色とりどりです。かつてはこのように電気が明るく照らすこともなかったでしょうから薄暗い空間の中で儀礼が執り行われていたのだと思いますが、今はこの通り、白・黄を基調とした目がパチクリするような色彩で寺院の中はあふれかえっています。
 この後、厳粛なお祈り、聖水の灌頂などが行われましたが、若者たちがそんな中で携帯に夢中になっている光景も斬新でした。さすがに写真には撮りませんでしたが…。