Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

まだまだカセット優勢です

2012年03月07日 | 
 日本ではCDが売れなくなり、音楽ソフトは大きく変わりつつあります。しかし、インドネシアではまだまだカセットです。カセットが優勢です。日本でも演歌などはまだまだカセットががんばっていますが、すでにカセットを操作したことのない世代の若者が大学に入る時代です。
 写真はソロの大きなミュージックショップ。店の三分の二はカセットコーナー。残りはCDですが、圧倒的にカセット数が多いことに驚きます。種類も豊富です。
 録音する会社に行ったのですが、カセットがまだまだ優勢にもかかわらず、カセットテープを作る企業がジャカルタに一社しかないことを嘆いていました。テープが欲しいそうです。でも日本ではもう作っていないのでしょうね……。

雪じゃないんです

2012年03月06日 | 
 写真の白い物体は昨日ジャワで撮影したもの。当然、雪でもなく霊的存在でもありません。これ実は、灰です。一日、この灰で充満した場所で過ごしました。当然、肺の中にこの灰をたくさん吸引してしまった気がします。
 それにしてもガムラン工房の中で終日過ごす職人さんたちの健康は、大丈夫だろうかと心配してしまいます。朝8時半から4時近くまで、休憩をはさんでこの中でゴングを作り続けているわけですから。
 炎が10メートル舞い上がることがあります。なんだか、作業よりも、花火のようなそんな美しさにしばし見とれてしまいます……。

ソロ到着

2012年03月05日 | 
 那覇空港7時10分発の関空行きのフライトから始まり、関空からガルーダでデンパサール、その後、ジョグジャまで国内線を乗り継ぎ、ジョグジャの空港から車で1時間半、やっとこさソロに到着。夕食をホテルでとって日本時間の夜中2時。結構疲れました。何したってわけじゃないんだけど。予期してはいましたが、デンパサールでジョグジャ行きの国内線が約1時間遅れ。今回は三人なので退屈することはありませんでした。
 中部ジャワは毎日、雨が降るようです。沖縄もこのところ雨続きだったにもかかわらず、傘を忘れました。きっと毎日この調子で、「あれも忘れた」「これも忘れた」ってなっていくんでしょうね。こっちで買えるものならいいのだけれど。
 明日は9時半にロビー集合。それまでぐっすり休みます(映画も見ずにずっと飛行機で寝ていたんですけど……)。 

バタバタと

2012年03月03日 | 家・わたくしごと
 明日からジャワ、バリと出張です。引越し準備や大学の仕事の合間をぬってしばらくの間、沖縄を留守にします。大学の研究室の方の準備はほとんど終わりましたが、家の方がまだ。荷物はすべて18日に出すので、戻ってから数日は引越し準備に奔走するはずです。
 インドネシアで余裕があれば、更新するようにします。このところ、インドネシアに行くと熱を出すので気をつけないと。今回はいつもと違って一人ではないので、病気になると他の人に迷惑をかけてしまって大変。
 戻ってきたら、沖縄はもう最高気温25度の世界かしら?

メディア変換

2012年03月01日 | 大学
 沖縄の大学を退職する前にどうしてもやっておかなくてはならないことがメディア変換である。Hi8、miniDVのテープデータは、だいぶDVDなどに変換を終えているものの、まだ作業できていないテープが数十本ある。これを終えないと、以後メディアが利用できなくなってしまうかもしれない。機器は沖縄の大学のものなので、次の大学には持っていくことができないのだ。
 なんで普段、やっておかなかったのだろうと後悔したところで後の祭り。今は大学に出勤するや、メディア変換作業開始。映像を見ながら作業するわけではないのだが、たまに流れている映像に気がつくと、インデックスには書かれていない内容の映像が出てきたりしてびっくりしたりもする。
 それにしても、日進月歩で換わり行く音響メディアや映像メディア。ハードディスクに記録することが主体になっている今、数年後には、DVDも過去のメディアとなるのだろうか。ちなみに、今回、オープンリールの音響データをカセットにメディア変換したものを、CDに再収録するなど、二度にわたるメディア変換資料も少なくない。
 ハードディスクに収納するのがいいのであろうが、ハードディスクが壊れたらいったいデータはどうなるんだ?すべてが泡と消えるのか?そんなことを考えると背筋に寒気が走るぞ。