トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

カツラ

2014-04-01 | 樹木 草花
 

桂の可愛い花が咲いた
雌雄別株で左が雄花 右が雌花
この公園では丁度ソメイヨシノが咲くころに咲く
桂の木は大木が多いので他では目の高さでなかなか見られない

花粉の化石が白亜紀の地層から 果実が更新世の地層から見つかったり とかなり古い時代から生き残った植物
カツラ科はカツラ属のみからなり日本と中国に2種1変種が有る小さい科
カツラは日本固有種

花には花弁も萼もない 基部は数個の膜質の苞で包まれている
雄花は白い花糸と紅紫色の葯が鮮やかだ
雌花は紅紫色の柱頭が目立つ

果実は2cm程の小さなバナナ型
果実が熟すと裂開し 中の5mmほどの翼の付いた種子を風に飛ばす

秋に紅葉した葉が落ち湿気を帯びると甘い独特の香りがして 抹香にした
コメント
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