トリからキノコ 自然見て歩き

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ナギイカダ

2014-04-21 | 樹木 草花
 

地中海沿岸原産 江戸時代末期に渡来した

ユリ科の常緑小低木で雌雄別株 ユリ科は普通草本で木本は少ない
葉はごく小さな鱗片状で目立たない
葉のように見えるのは枝から変化したもので葉状枝と呼ばれている
先端が針状の刺になっていて触ると痛い

葉状枝の上に3~5月頃に帯白色の花をつける
実は1cmほどの球形で普通は10月頃に赤く熟すのだがこの時期にもう赤く熟していた

葉状枝に花が乗っている様子をイカダに見立て葉がナギの葉に似ていることからの命名