京の都に多かったのでミヤゴグサ 花の形が烏帽子に似ているので別名エボシグサともいう
道端や草地に生えるマメ科の多年草
マメ科の多くは左右対称の蝶形花をつけるのが特徴
上の花弁1個を旗弁 左右の2個を翼弁 下の2個を竜骨弁という
葉腋から伸びた花柄の先に鮮やかな黄色の花が付く 大きさは1cm位
2個の竜骨弁は合着して筒状になりここに花粉が貯まる
虫が竜骨弁に止まると筒の先の穴から花粉があふれ出る
この時期の雌しべはまだ受精能力が無く 花粉が出た後 筒の外に伸びて柱頭が虫に擦られると 受粉できるようになると言う 小さな花にも自家受粉を避ける仕組みがちゃんと出来ている