トリからキノコ 自然見て歩き

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カジノキの実

2019-09-09 | 樹木 草花


面白い形のカジノキの実が生っていた

クワ科コウゾ属の山野に野生化している落葉高木 10m位になる
葉は互生して葉身は10~20cm左右不ぞろいの卵型 切り込みの無いものから3裂~5裂するものまで浅く又深く裂けて色々な形があって面白い

花は雌雄別株で、5~6月に咲く
雄花序は長さ6cm程の円筒形で小さな雄花がびっしり付く
雌花序は1cmほどの球形で、花被片は合着して袋状になり、花柱は1個で7mmほどの長さがあり糸状のボンボンのように外に伸びて良く目立つ

果実は集合果 2cmほどの球形で 花被と子房の柄が肥大して液質になりそう果を包み これが多数集まって集合果を作る
8月には橙赤色に熟し食べられる
さっぱりした甘みのある美味しい味だ