トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

イカル

2021-02-06 | 野鳥


イカル(斑鳩)が地面をごそごそ歩いていた
古名は「いかるが」
奈良県の斑鳩(いかるが)に住む鳥が名前の言われという
地名が鳥の名前になったのはあまり聞かない
漢名で斑鳩と言うと、ジュズカケバトの事で混乱しそう

留鳥または漂鳥
北方のものは冬には暖地に移動する
平地から山地の落葉広葉樹林に住む
冬には近くに林のある農耕地や苅田などにいる
樹上生活が主だが、稀に地上で草木の種子を採食し、冬には苅田に残るモミなどを食べ、硬いジュズダマの実なども食べるが、それより柔かいムクノキの実や木の芽など好んで食べる

ペアーの仲の良い鳥で、メスが抱卵していればオスが給餌に来るし、メスが出かける時は巣の内外で鳴き交わし、オスが迎えに来てから一緒に出掛け、巣に帰る時もオスが必ず送り届ける

雌雄同色
太くて黄色い嘴 光沢のある黒色の頭上
初列風切中央に白斑がある
地鳴きはキョッキョッで、囀りはコーキーコーキーコーキーとかキコキーコーケキーなど澄んだのどかな節回しで、「赤いべこ着い」など色々な聞きなしがある メスも囀りまた冬でも囀る
大きさ23cm