八つ手の葉を裏返したらワタフキカイガラムシがいた 別名イセリアカイガラムシ
体は前半部で頭部 付属肢は腹面に隠れている 後半の白い部分はロウ物質で中に卵のうがある
メスだけで単為生殖する
オスは翅のあるハエのような虫で日本のような温帯地区には殆ど観察されていない
明治時代に苗木について入ってきた
ミカンなど柑橘類 ナンテン モッコクその他300種ほどの植物に害をする
天敵はベダリアテントウ
アメリカでワタフキカイガラムシの害の対策として原産地のオーストラリアから天敵のベダリアテントウを仕入れ放ったら大成功
成功した天敵による害虫退治の初めての事例で 日本もそうだが世界の多くの国がベダリアテントウを放った
オーストラリアの固有種が世界中に広がった
ワタフキカイガラムシもベダリアテントウもそこそこ目にする程度で今は問題は起きていないがこれから先どうなるか