いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

浮遊する地球。  drift globe

2010-03-06 19:50:13 | 日記
 地球(globe)は、宇宙空間に浮遊して、自転しながら太陽の周りを365日かけて周回
(公転)する星。地球というのは、「空間」に「浮遊(drift)」している。実は、安定性の低い
物体だと分かる。

 (1)マグニチュード(M)8.8の大規模地震がチリで発生して、地球の自転速度がわずか
でも増した。地殻変動、振動の影響で、地球の地軸がずれて、1日の長さが100万分の
1.26秒短くなったという。(NASA観測)

 そもそも、地球は空間に浮遊しているので、海、山他での物質、物体の移動により自転速
度は影響を受ける。
 今回の自転速度の変化の単位では、人類の日常生活への影響はなく、ただし、人工衛星の
地球大気圏の突入などの高度なコスミック・サイエンス・メカニズム(cosmic science mechanism)
の計算の世界では、警戒が必要な範囲だという。

 日常生活のレベルでは、「大地」に根差した地球でも大きく「宇宙規模」から見れば、地
球もそっと回転させてみたくなる存在で、宇宙ステーションから見る「地球」もそんな感じ
に映るのかもしれない。

 「うるう時間」調整(adjustment)とかいうのがあって、いつの日だったか、「1秒」時間をいっ
せい同時に早めて調整した時がある。これは、地球の自転と公転速度の積り積った微妙な
調整だった。

 地球の置かれたシチュエーション(situation)をあらためて実感すると、地球環境のア
メニティ化は早急の問題として避けては通れない。

 (2)その地球。約6550万年前に小惑星(直径10~15kg)が今のメキシコ周辺に衝
突したことが分かっている。メキシコ、ユカタン半島海沿いに巨大クレーター(直径約180km)
が形成されており(報道)、このほど日本など世界12か国の研究チームが最新データで地
質を解析した。

 巨大クレーターの形成時期(つまり、小惑星衝突時期)と氷河紀到来で恐竜などの生物絶
滅の白亜紀末期のと一致したことが解析された。
 小惑星衝突では、衝突地点付近の衝撃がM11以上あったと推測されている。さぞかし、
地球の自転速度は増しただろうし(本ブログ推測)、その後の地球を10年以上も覆う塵(ちり)
層となって氷河紀をむかえて、恐竜などの生物が絶滅したシナリオ(scenario)が解析(analysis)
された。

 海底にわずかに生き残ったプランクトン(plankton)、哺乳類(mammalia)が生き延びて
多様化して、人間誕生にむかったようだ。
 小惑星が地球に衝突していなければ、恐竜時代は進化してとても人間など誕生しても生存
することなど不可能とも考えられるし、「6500万年」の確率で小惑星の衝突の可能性を
みれば、その時「人間」であった人類にとっては、どんな環境が待ち受けているのだろうか。

 その時人類は、月(luna)はおろか他の惑星に生活空間を拡大しているのだろうか。太陽
は燃え尽きていないか。
 ロマン(roman)ではない、超次元的ではあっても現実味のある話。

 

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