(1)一時は、10年前位までは、マグロのエッセンス(essence)が脳内細胞に効果的に作
用するというので、よく食べていた。脂身のトロよりは、赤身の方が美味しいので好物にし
ていた。
馴染みの鮨屋にいっても、ほとんど赤身のマグロばかり食べていた。そういう時期がある。
外国から見れば突出してマグロを食べるのが日本と、統計根拠に基づかなく言われても、当
時の私には納得できる。
近海から大西洋、インド洋、地中海域まで出かけて、クロマグロ(本マグロ)、メバチ、キハダ、
ビンナガマグロと、寒暖の季節を追って漂流生息する各海域で漁獲する。
マグロに限らないのだろうが、陸揚げする漁港の銘柄にこだわりもあったりして、実は、最近
は近海ものは少なく、どこに陸揚げしても遠洋海域のものが多い。漁獲海域の銘柄を情報公
開で記載するので消費者にも選択肢が分かりやすい。
世界の海域が漁場だ。漁獲規制、地元国との調整も出てくる。
(2)クロマグロ(本マグロ)といえば、青森県の大間。北の、北海道との間の海流に鍛えあげ
られたマグロは、「一本釣り」漁で、大きなものになると数百キロのものもある。良質なものは
築地市場に回されて、なかなか市民の口には届かない。
あれ以来、マグロは食べなくなって久しい。
(3)大西洋(地中海含む)クロマグロの国際取引禁止を巡って、国際会議が開かれ、当初、
欧米を中心とした賛成派に圧倒的不利を伝えられた消費、漁獲国の日本他の少数反対派。
もうマグロが食べれないかもと、ちょっとセンセーション(sensation)に伝えられた今回の問
題は、日本の各種マグロの中の5%程度の大西洋産クロマグロの輸入制限でのことだった。
日本の消費者でも、食べなくなった人もいて、また大間では「一本釣り」漁で適度な漁獲量
保護を実は果たしている。
提案国の統計は科学的根拠を欠くとか言われていて、投開票の結果、当初の予想を大幅に
覆す圧倒的多数でこの禁輸案を否決した。
昨日の関係者への取材報道からは、圧倒的不利と言いながら各国に日本の主張が浸透して
いる明るい雰囲気は感じられた。
生物多様性の世界観。相互に影響し合って生息する生物、命を得て生息する以上、その命
にお返しが必要なのは言うまでもない。
(4)GDPに占める教育投資の割合が欧米の「1.0」に対して日本は「0.5」と、大学価値が
「半値」。
その大学に通学する大学生の生活費が苦しい。近年は不況もあって、地元大学志向が傾向
だが、学費の値上がり(00年比6%増)で生活費に負荷が及ぶ。
生活費は00年に比較して30%程度の減少、切り詰め。当然のように奨学金の受給率は
過去最高の43%となる。
教育の投資は、将来の社会基盤の果実を生むモチーブパワー(motive power)。
国、財団そして地方公共団体の三位一体となった「教育支援」、各種、地方公共団体の奨
学金の拡充、住居、食生活環境改善に、掘り起こせるところは、活用するところは、まだあ
るはずだ。
用するというので、よく食べていた。脂身のトロよりは、赤身の方が美味しいので好物にし
ていた。
馴染みの鮨屋にいっても、ほとんど赤身のマグロばかり食べていた。そういう時期がある。
外国から見れば突出してマグロを食べるのが日本と、統計根拠に基づかなく言われても、当
時の私には納得できる。
近海から大西洋、インド洋、地中海域まで出かけて、クロマグロ(本マグロ)、メバチ、キハダ、
ビンナガマグロと、寒暖の季節を追って漂流生息する各海域で漁獲する。
マグロに限らないのだろうが、陸揚げする漁港の銘柄にこだわりもあったりして、実は、最近
は近海ものは少なく、どこに陸揚げしても遠洋海域のものが多い。漁獲海域の銘柄を情報公
開で記載するので消費者にも選択肢が分かりやすい。
世界の海域が漁場だ。漁獲規制、地元国との調整も出てくる。
(2)クロマグロ(本マグロ)といえば、青森県の大間。北の、北海道との間の海流に鍛えあげ
られたマグロは、「一本釣り」漁で、大きなものになると数百キロのものもある。良質なものは
築地市場に回されて、なかなか市民の口には届かない。
あれ以来、マグロは食べなくなって久しい。
(3)大西洋(地中海含む)クロマグロの国際取引禁止を巡って、国際会議が開かれ、当初、
欧米を中心とした賛成派に圧倒的不利を伝えられた消費、漁獲国の日本他の少数反対派。
もうマグロが食べれないかもと、ちょっとセンセーション(sensation)に伝えられた今回の問
題は、日本の各種マグロの中の5%程度の大西洋産クロマグロの輸入制限でのことだった。
日本の消費者でも、食べなくなった人もいて、また大間では「一本釣り」漁で適度な漁獲量
保護を実は果たしている。
提案国の統計は科学的根拠を欠くとか言われていて、投開票の結果、当初の予想を大幅に
覆す圧倒的多数でこの禁輸案を否決した。
昨日の関係者への取材報道からは、圧倒的不利と言いながら各国に日本の主張が浸透して
いる明るい雰囲気は感じられた。
生物多様性の世界観。相互に影響し合って生息する生物、命を得て生息する以上、その命
にお返しが必要なのは言うまでもない。
(4)GDPに占める教育投資の割合が欧米の「1.0」に対して日本は「0.5」と、大学価値が
「半値」。
その大学に通学する大学生の生活費が苦しい。近年は不況もあって、地元大学志向が傾向
だが、学費の値上がり(00年比6%増)で生活費に負荷が及ぶ。
生活費は00年に比較して30%程度の減少、切り詰め。当然のように奨学金の受給率は
過去最高の43%となる。
教育の投資は、将来の社会基盤の果実を生むモチーブパワー(motive power)。
国、財団そして地方公共団体の三位一体となった「教育支援」、各種、地方公共団体の奨
学金の拡充、住居、食生活環境改善に、掘り起こせるところは、活用するところは、まだあ
るはずだ。