(1)「馬」の世界は血統( blood)が「モノ」を言う世界。地方競馬の岐阜・笠松競馬場
で7連勝の負けなしの実績をさげて、14日に中央競馬会(JRA)のレース(阪神競馬)に
挑んだ「ラブミーチャン」。このレースで3着以内に入ればJRAの重賞レースの桜花賞出走
の資格が得られる。
同じ笠松競馬からJRAに進出して、その後「名馬」と謳われたオグリキャップの再来が期
待されていた。名前の愛らしさとパラドックス(paradox)の強さが魅力だ。
この日の阪神レースでは、好スタートを切り、中盤までトップを維持していたが、最後の
直線でいっきに手応えがなくなって(報道)減速してしまって、12位と惨敗した。
アップされた映像では、見事に「うなだれた」視線を細めて下を向く姿が、期待に応えら
れなかったさみしさを表していたのが印象的だった。
競走馬というのは、感情を素直にストレートに表現する。緊張では、興奮し、勝って喜び、
敗けて申し訳なさそうに振る舞う。
「馬」の世界は厳しくて、年令とか性別とかでレースのチャンスは限られており、まして
地方競馬のラブミーチャンも、唯一の「1敗」でもこれでJRA進出の道はなくなった。
地方競馬で勝つ続けて、再びJRAからの招待への道をこじあけてほしいものだ。JRAも
「先行投資(precedence investment)」が必要だろう。
(2)大学、大学院卒業予定者の就職内定率が「80%」(10年2月現在)と、ここ10年で
最低の比率だと言う。8万人近くの卒業予定者が未だに就職先が未定のままだ。
そもそも、企業の半分近くが新規採用を見送っている未曾有の不況下の社会情勢を見
れば、厳しい採用フレームワークの中での「80%」は、大いに健闘したとも言えて、10
年間で最低と単純に比較できるものではない。
仕事、業務、業種への希望、志向を変えての限られたフレームワークの中での挑戦の
結果なのだろう。8万人の今後は、自主留年で大学に残って、来年、新規卒業として再度
挑戦する人もいて、また新しい変化、展望の中でチャンスを待つことになる。
大学と企業がインターシップ制度をいかした業務可視体験や企業、キャリアー説明会の
開催で「先行投資」を推進している。
先端技術の研究開発、環境適応の未来型事業への取り組みで、不況脱却も視野に入っ
てきている社会環境もあり、企業にも若い仕事力、突破力への「先行投資」にも配慮を求め
たい。「80%」とむしろ健闘した若い力に、企業も先行投資で応える番だ。
多様な社会生命力の堅持には、企業構造、社会構成にも、年令、世代間の「空洞化」は
避けたいところだ。
(3)こちら当初の「77%」の先行投資は、公約の「後退」、「先送り」で「43%」へと、内閣
支持率は期待外れのダウン。普天間基地移設先問題の決着をむかえて、後がない。
で7連勝の負けなしの実績をさげて、14日に中央競馬会(JRA)のレース(阪神競馬)に
挑んだ「ラブミーチャン」。このレースで3着以内に入ればJRAの重賞レースの桜花賞出走
の資格が得られる。
同じ笠松競馬からJRAに進出して、その後「名馬」と謳われたオグリキャップの再来が期
待されていた。名前の愛らしさとパラドックス(paradox)の強さが魅力だ。
この日の阪神レースでは、好スタートを切り、中盤までトップを維持していたが、最後の
直線でいっきに手応えがなくなって(報道)減速してしまって、12位と惨敗した。
アップされた映像では、見事に「うなだれた」視線を細めて下を向く姿が、期待に応えら
れなかったさみしさを表していたのが印象的だった。
競走馬というのは、感情を素直にストレートに表現する。緊張では、興奮し、勝って喜び、
敗けて申し訳なさそうに振る舞う。
「馬」の世界は厳しくて、年令とか性別とかでレースのチャンスは限られており、まして
地方競馬のラブミーチャンも、唯一の「1敗」でもこれでJRA進出の道はなくなった。
地方競馬で勝つ続けて、再びJRAからの招待への道をこじあけてほしいものだ。JRAも
「先行投資(precedence investment)」が必要だろう。
(2)大学、大学院卒業予定者の就職内定率が「80%」(10年2月現在)と、ここ10年で
最低の比率だと言う。8万人近くの卒業予定者が未だに就職先が未定のままだ。
そもそも、企業の半分近くが新規採用を見送っている未曾有の不況下の社会情勢を見
れば、厳しい採用フレームワークの中での「80%」は、大いに健闘したとも言えて、10
年間で最低と単純に比較できるものではない。
仕事、業務、業種への希望、志向を変えての限られたフレームワークの中での挑戦の
結果なのだろう。8万人の今後は、自主留年で大学に残って、来年、新規卒業として再度
挑戦する人もいて、また新しい変化、展望の中でチャンスを待つことになる。
大学と企業がインターシップ制度をいかした業務可視体験や企業、キャリアー説明会の
開催で「先行投資」を推進している。
先端技術の研究開発、環境適応の未来型事業への取り組みで、不況脱却も視野に入っ
てきている社会環境もあり、企業にも若い仕事力、突破力への「先行投資」にも配慮を求め
たい。「80%」とむしろ健闘した若い力に、企業も先行投資で応える番だ。
多様な社会生命力の堅持には、企業構造、社会構成にも、年令、世代間の「空洞化」は
避けたいところだ。
(3)こちら当初の「77%」の先行投資は、公約の「後退」、「先送り」で「43%」へと、内閣
支持率は期待外れのダウン。普天間基地移設先問題の決着をむかえて、後がない。