(1)09年民主党政権の効用をひとつあげるなら、自民党といえどもいいかげんなことをやっていると国民から見限られるということだ。
民主党政権の自民党に変わる革新的な政策が財源保障のないものだったことまでは国民には見極めることなどできないので、それが露呈しての3年半での民主党政権の自壊幕引きだった。
(2)それまでの数年間の自民党長期政権は毎年首相が交代するという短期政権で、さすがに国際社会、国民から信頼、信用を失って末期的な政権症状をみせていた。その時の最後の政権が麻生首相だった。
12年に安倍自民党連立政権が誕生して7年余になる。近年は安倍首相にまつわる政治不祥事の連続でゆるみ、たるみがみえて、森友、加計問題、桜を見る会問題、黒川検事長定年延長問題と疑惑不正問題続きだが、どれも実態解明にはいたらずに国会会期末閉会で野党追及から逃れて問題をうやむやにしてきた。
(3)森友公文書書き換え(昭恵夫人関与部分の削除など)問題では関与したとされる財務省職員が責任を感じたか自死してその遺族が裁判に訴えて真実解明を求めているが、政府は調査済みとの態度で応じる気配をみせていない。これでは北朝鮮の拉致問題解決済みとの態度と同じで、北朝鮮ばかりを非難できない。
(4)政府の新型コロナ感染対策では後手、後手の政策で、批判を受けての変更、変更連続ですんなりいったことがない不手際、見通しの甘さ、その場しのぎのもので09年民主党政権誕生を招いた自民党政権末期的症状を思わせるていたらくだ。
野党にとっては09年民主党政権再来の好機ともいえるものだが、民主党政権を担った今の立憲民主党議員と国民民主党議員は合流話で党名が立憲なのか民主党なのかで折り合いがつかずに改憲、消費税での基本政策でも乖離(かいり)が大きくて、09年民主党政権時の党内対立そのままに合流話に国民の過半数が興味もない(世論調査)始末で、国民の信頼、信用は戻ってこないのは致し方もない。
(5)国民意識もすっかりトランプ時代にアメリカナイズ(americanize in trump days)している。安倍首相の米国追随、トランプ大統領との友好関係のことではなく、どんな政治指導者でも政策でもいちいち杞憂(きゆう)せずに政治とはディスタンスを保って、国民生活をみずからの責任で自由に自主的に進めてそれが侵害されたり不当な関与がなければどんな政治でも問題にしないというトランプ時代にアメリカナイズだ。
民主党政権の自民党に変わる革新的な政策が財源保障のないものだったことまでは国民には見極めることなどできないので、それが露呈しての3年半での民主党政権の自壊幕引きだった。
(2)それまでの数年間の自民党長期政権は毎年首相が交代するという短期政権で、さすがに国際社会、国民から信頼、信用を失って末期的な政権症状をみせていた。その時の最後の政権が麻生首相だった。
12年に安倍自民党連立政権が誕生して7年余になる。近年は安倍首相にまつわる政治不祥事の連続でゆるみ、たるみがみえて、森友、加計問題、桜を見る会問題、黒川検事長定年延長問題と疑惑不正問題続きだが、どれも実態解明にはいたらずに国会会期末閉会で野党追及から逃れて問題をうやむやにしてきた。
(3)森友公文書書き換え(昭恵夫人関与部分の削除など)問題では関与したとされる財務省職員が責任を感じたか自死してその遺族が裁判に訴えて真実解明を求めているが、政府は調査済みとの態度で応じる気配をみせていない。これでは北朝鮮の拉致問題解決済みとの態度と同じで、北朝鮮ばかりを非難できない。
(4)政府の新型コロナ感染対策では後手、後手の政策で、批判を受けての変更、変更連続ですんなりいったことがない不手際、見通しの甘さ、その場しのぎのもので09年民主党政権誕生を招いた自民党政権末期的症状を思わせるていたらくだ。
野党にとっては09年民主党政権再来の好機ともいえるものだが、民主党政権を担った今の立憲民主党議員と国民民主党議員は合流話で党名が立憲なのか民主党なのかで折り合いがつかずに改憲、消費税での基本政策でも乖離(かいり)が大きくて、09年民主党政権時の党内対立そのままに合流話に国民の過半数が興味もない(世論調査)始末で、国民の信頼、信用は戻ってこないのは致し方もない。
(5)国民意識もすっかりトランプ時代にアメリカナイズ(americanize in trump days)している。安倍首相の米国追随、トランプ大統領との友好関係のことではなく、どんな政治指導者でも政策でもいちいち杞憂(きゆう)せずに政治とはディスタンスを保って、国民生活をみずからの責任で自由に自主的に進めてそれが侵害されたり不当な関与がなければどんな政治でも問題にしないというトランプ時代にアメリカナイズだ。